こんにちは、なもりんです。
今回は音ゲーを初めたばかりだったり、少し下の難易度で詰まっているという初心者の方が上達するためのコツをお伝えします。
音ゲー歴約20年のなもりんがプレイし続けて、その中で身につけたコツです。
この記事では音ゲー初心者の方に向けて上達のコツを設定・練習方法・心がけの3つに分けてお伝えします。
なお、主にアプリ音ゲーを対象としていますが、アーケードゲームに役立つコツもありますので、ぜひご覧ください。
なもりんの主な音ゲー遍歴
- 太鼓の達人(家庭用の初代からプレイ)
- jubeat
- CHUNITHM
- Arcaea
- ユニゾンエアー
など多数。
まず初期設定をしよう
音ゲー上達のためには、ノーツスピードなどの適切な初期設定をすることが必要不可欠です。
設定によってゲームの操作性が大きく変わってしまうので、どれだけ上手い人でも設定をミスしてしまうと良いプレイをすることできません。
FPSにおいて照準を動かすスピードの設定にこだわる人がよくいるように、音ゲーにおいても設定は基礎になるものです。
ノーツスピードを調整する
まず、ノーツスピード(譜面の速さ)は適度に速くしましょう。
ノーツスピードを上げるメリットは、難しい譜面でも認識しやすくなることです。
速すぎるノーツスピードにすると、とんでもないスピードでノーツが飛んでくるので、そもそもノーツを見ることができません。
結果的にノーツが構成する譜面全体を認識することができなくなることも、理解できるかと思います。
ですが遅すぎるノーツスピードにも問題があって、ノーツスピードが多いと画面内に大量のノーツが現れるため、これもまた譜面を認識するのが難しくなります。
下の画像は、プロジェクトセカイでノーツスピードを最低の1にしたときの譜面です。
極端な例かもしれませんが、これだとノーツとノーツが重なっていて、次にどのノーツを押せばいいのか、混乱します。
適度にノーツスピードを上げると、同じ譜面でもこれだけはっきりと次に押すノーツがわかります。
上達していくにつれてノーツ数が多い難しい譜面に触れることになるので、ノーツスピードは適切に設定しましょう。
丁度いいノーツスピードは人それぞれなので、これといった基準があるわけではありませんが、まずは「ちょっと速いかな?」といったくらいでプレイしてみて、そこから少しずつ微調整していくといいでしょう。
判定タイミング(音ズレ)を調整する
次にタイミング調整も行っていきましょう。
特にスマホ音ゲーにありがちですが、聞こえている音と譜面が微妙にずれているという場合があるので、その場合「音楽に合わせて押しているのにミスになる」「ノーツに合わせて押しているのに音楽と合ってないように感じて気持ち悪い」といった問題が発生します。
一般にAndroidはやや音ズレが発生しがちで、iOSはほとんど音ズレがないと言われています。
いずれの場合でも、まずは標準の設定でプレイしてみて、違和感を感じたら調整しましょう。
最初は大きめの数値に調整して、そこから微調整するとどのくらいのズレが有るのかわかりやすいと思います。
演出は消したほうが無難
ゲームを盛り上げるための演出ですが、設定で消せるものに関しては消しておきましょう。
スキル発動などのカットインは、ノーツに重なってしまうと見えなくなってしまいミスの原因になります。
またキャラクターのボイスは曲にかぶって聞こえなくなりがちなので、リズムが取れなくなることがあるので、これも消したほうがいいです。
ムービーがある場合も、ノーツの他に動きのあるものが目に入ってしまうとそちらに気を取られてしまうので、静止画にしたほうが無難ですね。
初心者向けの練習方法
次に、初心者の方に向けた練習方法を3つ紹介します。
- たくさんの曲を、たくさんプレイ
- 1曲を完璧をしようとは思わない
- 上手い人のプレイを見て学ぶ
練習方法は主にこの3つですが、特に1番目の「たくさんプレイする」ことが一番大切です。
まずはたくさんの曲を、たくさんプレイする
音ゲー初心者の方がうまくなりたいと思ったら、まずはとにかくプレイ回数を重ねることをおすすめします。
初心者の方の場合はそもそも音ゲーのパターンに慣れていないという場合が多いです。
とにかくたくさんの曲をたくさんプレイすることで、音ゲーのパターンを身に着けたほうがいいでしょう。
パターンというのは、例えば3つのノーツが連続できたら交互に右手・左手・右手というふうに叩けばいいということや、それを応用して5つだったら、みたいな感じです。
色んな曲や譜面をプレイすれば、それだけ身につくパターンも多くなるので、積極的に多くの曲をプレイしましょう。
1曲を完璧をしようとは思わない
音ゲーを上達しようと思った時に、1曲だけを極めるのはやめましょう。
初心者の方であれば
- 「この曲がフルコンボできたら次の曲に挑戦しよう」
- 「この難易度の曲が全部クリアできたら次の難易度に挑戦しよう」
こういった目標を立ててしまうと、その目標を達成するためにひたすら同じ曲をやり続ける羽目になって、モチベーションを保てなくなってしまいます。
特に完璧を目指すと1ミスでやり直しになるので、精神的に結構きついです。
もちろん、フルコンボや難易度埋めをするプレイスタイルは否定しません。
ですが初心者の方は1つの曲にこだわるよりも色んな曲をプレイした方がレベルアップとしても効率的だし、新しい曲をプレイできる方がモチベーションも保ちやすいです。
1つの曲や難易度は完璧にせず、クリアできたら次の曲、次の難易度に行くほうが上達が早くなります。
上手い人のプレイを見て学ぶ
どうしてもクリアできなくて行き詰まったら、Youtubeなどにアップされているプレイ動画を見ましょう。
このとき、曲全体を研究したり真似しようとはせず、自分ができない部分を集中的に見たほうがいいです。
自分ができない部分というのは、まだ自分の中で対応方法がわかっていない譜面なので、その部分を動画ではどう対応しているのかを学ぶということです。
対応方法を覚えたら、あとはひたすらプレイするだけです。
自分の中で新しいパターンを見に覚えさせていきましょう。
初心者脱出の心構え
最後に、初心者から中級者になるために必要だと思う心構えも解説します。
曲をよく聞くと譜面が見えてくる
「この譜面よくわからないな……」と思ったら、その曲自体をよく聞き込んでみましょう。
音ゲーの譜面は必ず音楽に合わせて作っているので、目で見てわからなくても、「この音に合わせている譜面なんだな」と分かればかなり理解が早くなります。
そうすれば、あとはプレイするときにはその音の部分を意識しながらノーツを叩くことで以前よりもできるようになっているはずです。
特に曲の中で目立っているパートの音に合わせてノーツを配置していることが多いです。
曲の中で目立っているパートの主なものとしては、ボーカル・シンセサイザー・ピアノ・ドラム等が挙げられます。
譜面を作っている側からしても、なんの音もないところにノーツを配置するのは難しいです。
必ずなにか手がかりとなる音があって、そこに合わせてノーツを置いて曲にあった譜面がつくられているので、譜面がわからないときは目ではなく音から理解してみましょう。
行き詰まったり疲れたら休む
どうしても曲がクリアできない、スコアが伸びない……。そんなときは割り切ってその日は音ゲーをやめましょう。
そもそもただのゲームです。
無理してまでやるものじゃないです。
意外と次の日にフレッシュな状態でプレイするとできるようになったことは何度も経験したことがあります。
音ゲーは楽しむもの
結局音ゲーは楽しんでこそだと思っています。
フルコンボ目指したり、スコアを伸ばすのもゲームとしての楽しみとしてあると思います。
でも最初のうちは好きな曲をノリノリでプレイするとか、ゲームの世界観、キャラクターを見て楽しむとか、そのレベルでいいんです。
自分もそう思って楽しんでいます。
はっきりいって歴の割に上達できているわけではありませんが、楽しめているからこそ続けて、少しずつ色んな曲をクリアできるようになりました。
そういう楽しむ気持ちの先に上達が見えてきます。
私の練習方法
私の練習方法についても、参考にしていただきたいのでまとめてみました。
とりあえずやってみる
なにはともあれまずやってみます。クリアできなかったとしてもひたすらやります。
音ゲーの一番の練習は実践ですからね。
やり続けていると、徐々に「ここはできるけど、この部分ができない」っていうのがわかってきます。
Youtubeでプレイ動画を見る
自分が何度やってもできない部分はできる人のプレイを見たほうが効率的なので、Youtubeでプレイ動画を漁ります。
自分ができない部分でどんな運指をしているのか、そもそも譜面のリズムが自分の思っているリズムとずれていたりしないかとかを見て、上手い人はこうやってるんだなっていうのを覚えたらそれを即実践しに行きます。
それでもだめなら諦める
それでだめなら諦めます。
経験上、何日も練習を繰り返すことで地力が緩やかに上がりますが、集中的にやり続けて劇的にできるようになった経験はほとんど無いです。
「だめだこの曲全然できない」って思ったときは一旦休みます。
休んでもだめなときは寝て、次の日の自分がクリアしてくれることを祈ります。
その次の日の初プレイでなんにも考えずにやった方が、肩の力が抜けて良いプレイできるっていうのは音ゲーあるあるだと思うんです。
今回のまとめ
今回は音ゲー初心者の方に向けて、上達のコツを解説しました。
上達のコツは主に以下のようにまとめられます。
- 自分にあった初期設定をする
- 1曲を完璧にすることにこだわらずたくさんの曲をプレイする
- 音ゲーは楽しんでプレイしよう
私自身も普段これを心がけてプレイしています。
初心者から中級者になるには、この3つを意識してプレイしてみましょう。
▽ 参考記事
音ゲーマーや音ゲー曲が好きな方には、幅広く楽曲が聴ける音楽サブスクがおすすめ。
音ゲーマー目線で比較した『音ゲーマー・音ゲー曲好きのための音楽サブスク比較&おすすめサブスク』もご覧ください。
音ゲーを彩る多種多様な楽曲は、プレイだけではなく、聴くのも魅力抜群です。
日常的に音ゲー曲を聴く私の『【おすすめ50選】かっこいい音ゲー曲5曲×アーティスト10組』で刺さる曲を見つけてみてください。
https://namorinblog.com/musicgame-composer-songs-bests/