- 音ゲー『Arcaea』の有名曲をまとめて知りたい！
- 『Arcaea』に収録されているのはどんな曲？
そんなお悩みを解決します。
- Arcaeaを代表する曲を「10曲」一気に紹介
- 曲の魅力も合わせて解説
スマホ音ゲーの人気作『Arcaea』は2017年のリリースから7年以上が経ち、収録曲数は400曲を超えました。
今回はそんなArcaeaを代表する有名曲を、10曲まとめて紹介していきます。
Arcaeaの魅力的な世界観やストーリーを彩る、ダークな雰囲気・壮大さを感じさせる楽曲たちです。
この記事を読めば、Arcaeaを代表する楽曲からその世界観までまるっとわかりますよ。
- 音ゲー曲で1,000曲以上のプレイリストを組む音ゲー曲好き
- Arcaeaプレイ歴4年以上の中級者プレイヤー
Arcaeaには「アノマリー楽曲」という、当初はその存在を明かされず、一定の条件を満たさないと解禁できない楽曲があります。
そのアノマリー楽曲も含んでいるため、今回の記事はネタバレを含む点に注意して読んでくださいね。
ネタバレ大丈夫、という方はぜひ次へどうぞ。
- Grievous Lady / Team Grimoire vs Laur
- Fracture Ray / Sakuzyo
- Arcana Eden / Sakuzyo vs Team Grimoire vs Laur
- Ether Strike / Akira Complex
- 迷える音色は恋の唄 / からとPαnchii少年 feat. はるの
- Cyaegha / USAO
- Infinite Strife, / BlackYooh vs. siromaru
- 魔王 / sasakure.UK × TJ.hangnail
- Tempestissimo / t+pazolite
- Aegleseeker / Silentroom vs Frams
- Arcaea最終章・真のラスボス曲
- Arcaeaの有名曲・代表曲まとめ
Grievous Lady / Team Grimoire vs Laur
| 曲名 | Grievous Lady |
| 読み | グリーヴァスレディ |
| アーティスト | Team Grimoire vs Laur |
| 収録パック | Vicious Labyrinth |
Arcaeaといえばこの曲、といっても過言ではないほどの代表曲です。
実装から7年経った今でもなお、公式楽曲ランキングの上位を常に維持し続けています。
リリース時の元祖2大ボス曲だった、「Sheriruth」と「PRAGMATISM」を作曲した二人による合作曲。
イントロの煽るような嘲笑から、歪みまくったキックの音だけでもうこの曲が最高だってことがわかります。
登場当時には他をぶっちぎり、最難関の譜面として登場したArcaeaの象徴でもあります。
Arcaea最初のアノマリー譜面であり、いまでこそさらに難しい譜面はあるものの、そのカリスマ性は未だ健在。
Arcaea沼の入口でもあり、この曲を解禁・プレイしたいがためにArcaeaを始めたり課金し始めたという人は多いはずです。
Fracture Ray / Sakuzyo
| 曲名 | Fracture Ray |
| 読み | フラクチャーレイ |
| アーティスト | Sakuzyo（削除） |
| 収録パック | Luminous Sky |
Grievous Ladyに次いで登場した、もう一つの最難関にして、第2のアノマリー楽曲。
幻想的かつ独創的な楽曲に定評のあるコンポーザーらしい、重低音で機械じみた無機質なキックがたまりません。
暗く重いな曲調と物量譜面だったのとは対照的に、神秘的な曲調の技術力が問われる譜面です。
アークによる片手拘束や、複雑なリズムととにかく技術力が問われる譜面になっています。
10分、14分のリズムで叩かせたり、32分連打まで入ってきて、とにかく精度を取らせまいとする極悪譜面。
その超絶リズム難故に、理論値陥落までにかかった期間はなんと367日。
他の譜面が長くても1～2週間ほどしかかからないのに、明らかに異常な長さというのがわかるでしょうか。
クリアするだけならゴリ押しでなんとかなりますが、精度を取るのはかなり困難です。
Arcana Eden / Sakuzyo vs Team Grimoire vs Laur
| 曲名 | Arcana Eden |
| 読み | アルカナエデン |
| アーティスト | Team Grimoire vs Sakuzyo vs Laur |
| 収録パック | Final Verdict |
リリース当初の大ボス曲を担当した3人のコンポーザーが、メインストーリー最終章の楽曲でコラボ。
初代ボス曲、最難関楽曲の流れをくむ、物語の最後を彩るにふさわしい1曲です。一人でもやばいのになぜ集めてしまったんでしょうか。
削除氏の神秘的で難解なリズム、Team Grimoire氏のダークな雰囲気、Laur氏の歪みっぱなしのキック・メロが全混ぜです。
前出の2曲を合わせたよう曲でもあり、サビはGrievous Lady、ラストはFracture Rayなどを随所に感じさせます。
しかもそれぞれを足して2で割ったわけではなく、原液をそのまま流し込んでいるので譜面の難しさもとびきり。
それぞれの個性が爆発した結果、プレイヤーたちの腕も爆発させられることに。
Ether Strike / Akira Complex
my guiding star…….
（我が導きの星よ）
| 曲名 | Ether Strike |
| 読み | エーテルストライク |
| アーティスト | Akira Complex |
| 収録パック | Luminous Sky |
同パックの大ボス曲Fracture Rayと並ぶ人気楽曲で、同様に技術を試される譜面でもあります。
序盤は軽快なリズムでの連打が楽しげですが、サビはドラムパターンが変わりドラムステップっぽい感じ。
サビのシンセリードといいエフェクトのかかったボーカルサンプルといい、未来的な雰囲気のトランス（Future Trance？）といえるでしょうか。
譜面ではサビ前半の4点押しが印象的。とはいえ他譜面でてくるものよりもまだ優しめで攻略しやすいです。
ちなみにタイトルの元ネタは、ヴァルキリープロファイルシリーズに登場するフレイの必殺技「エーテルストライク」。
意訳すると、「Ether Strikeってヴァルキリープロファイルから取ってるんですか？」「なんで知ってんの」という感じ。
迷える音色は恋の唄 / からとPαnchii少年 feat. はるの
| 曲名 | 迷える音色は恋の唄 |
| 読み | まよえるねいろはこいのうた |
| アーティスト | からとPαnchii少年 feat. はるの ※合作名義 |
| からとP・pαn・Capchii・ タケノコ少年・はるの | |
| 収録パック | Sunset Radiance |
ここまでボス曲を主に挙げてきましたが、ちょっと毛色の変わった曲も紹介。
和風・恋愛要素の歌詞・ボーカルのポップ曲と、ダークで神秘的な世界観のArcaeaらしくない楽曲かもしれません。
しかしArcaea Song Contest 2019で優勝しただけあり、クオリティは素晴らしく高いポップスに仕上がっています。
切ない夏の恋を感じさせる歌詞、透明感のあるボーカル、その裏で鳴る激しいバンドサウンド、アクセントの和風サウンド。
ゲーム内でも難易度が高くない癒やし枠でもあり、音ゲーに慣れてない人も聴きやすくとっつきやすいですね。
譜面として遊んでいても楽しく、歌詞合わせのノーツ、ツーバス合わせの連打地帯は叩いていてめちゃくちゃ楽しいです。
他にも譜面中にハートや音符マークの演出など、凝った表現も見どころになります。
Cyaegha / USAO
| 曲名 | Cyaegha |
| 読み | シアエガ |
| アーティスト | USAO |
| 収録パック | Absolute Reason |
氏の代表曲である『Dynamite』を彷彿とさせるBPM200のDrumstepで、サビで疾走感を増す4つ打ちへ変わる構成も同じ。
曲名通りのダークな雰囲気ですが、基本8分で構成されている譜面なのでリズムがとりやすく、叩いていても楽しいです。
しかし高難易度譜面らしくとにかく同時押しが多いので指が追いつかず、サビの後半で体力切れになることも。
「シアエガ」はクトゥルフ神話に登場する旧支配者であり、邪神のこと。
USAO氏のクトゥルフ神話に由来する曲名シリーズは他にもMuse dash収録の『Cthugha』や、REFLEC BEAT収録の『Hastur』。
ちなみにクトゥグア（Cthugha）とハスター（Hastur）は、対立しているというクトゥルフ神話上の設定があったり。
Infinite Strife, / BlackYooh vs. siromaru
| 曲名 | Infinite Strife, |
| 読み | インフィニットストライフ |
| アーティスト | BlackYooh vs. siromaru ※合作名義 |
| BlackY・Yooh・siromaru | |
| 収録パック | Final Verdict |
SDVX収録『BLACK or WHITE?』、KoP The 3rd決勝課題曲『GIGANTØMAKHIA』とボス曲を作ってきた3人による楽曲。
楽曲単体のかっこよさだけでいえば、Arcaea楽曲の中でも屈指かもしれません。
ストリングスの壮大さとsiromaruの代名詞シュランツキック、ピアノフレーズの美麗さと3人の個性の調和が見事です。
収録パックはArcaeaメインストーリーの最終章と銘打たれており、条件をクリアしながら5曲を解禁する「Axiom of the End」を進めます。
本曲は「Axiom of the End」の1曲目にあたり、5年にわたるArcaeaの壮大な物語の「終わりの始まり」を告げるにふさわしい1曲です。
魔王 / sasakure.UK × TJ.hangnail
| 曲名 | 魔王(World Ender) |
| 読み | まおう(ワールドエンダー) |
| アーティスト | sasakure.UK × TJ.hangnail |
| 収録パック | Final Verdict |
ボカロPとしても著名なsasakure.UK氏と、sasakure氏の別名義謎のコンポーザーTJ.hangnailによる合作。
別次元の世界の表現に長けたメロディのsasakure.UK氏と、別次元からの介入を思わせるTJ.hangnailの理解不能な音やリズムの数々。
二人の世界観がバシバシ全面に出てきていて、不安定さや不気味さ、この世のものではない超常的な存在を感じさせる不思議な楽曲です。
『Infinite Strife,』とともに、「Axiom of the End」の3曲目に収録された楽曲であり当然のように難曲。
最大BPMが280のくせにコロコロと拍子が変わるので、プレイヤーはそのリズムへの対応が迫られます。
Arcaeaとはまた違った世界観を現すような楽曲ながらも、それすらもまたArcaeaの世界なのかもしれません。
Tempestissimo / t+pazolite
| 曲名 | Tempestissimo |
| 読み | テンペスティッシモ |
| アーティスト | t+pazolite |
| 収録パック | Black Fate |
それまでの最高難易度設定だったFUTUREを超える、難易度BEYONDを引っ提げてきた次世代の最難関楽曲。
嵐を意味する「Tempest」に由来するタイトルの通り、暴風雨の如く荒れ狂うノーツの嵐がプレイヤーを襲います。
「-issimo」は「フォルティッシモ（fortissimo）」など特に音楽用語で使われがちな、「非常に」を意味する接尾辞。
つまりタイトルを意訳すれば、「とてつもない暴風雨・嵐」。
まさに嵐の前のような静けさを思わせるピアノのイントロから、BPM231の超速で流れてくるメロディとドラムの嵐。
BEYOND譜面ではBPM231の16分・24分トリルが頻出と、とにかくプレイヤーの腕のことが考えられていない超速物量譜面がたちはだかります。
解禁演出で現れるキャラクター「対立」の余裕の笑みや、同時に読めるストーリーも必見です。
Aegleseeker / Silentroom vs Frams
and in that light, I find deliverance.
（その光に、私は救いを見出すのです。）
| 曲名 | Aegleseeker |
| 読み | アイグレシーカー |
| アーティスト | Silentroom vs Frams |
| 収録パック | Esoteric Order |
Arcaea楽曲コンテスト2020の優勝楽曲であり、変拍子のような技巧派楽曲を非常に得意とする2名による合作。
ボス曲らしいBPMの速さもさることながら、Frums氏が担当する複雑難解なリズムも癖になります。
また解禁時のキャラクター「ラグランジュ」の登場と、ともに現れる暗転演出は鳥肌ものです。
譜面の方はというと、一定の条件を満たさなければ最高難易度を解禁できないだけあり、当然のように最難関の一角。
この速さで16分が連発するのは最難関なのでわかるんですけど、リズム難まで含めていいわけがないですよ。
サビ前まではどうにかなっても、サビ〜ラスサビはMISS・FAR出まくりで、私は一向にクリアの兆しがないです。
Arcaea最終章・真のラスボス曲
【注意】以下はArcaeaメインストーリー最終章のラストに関する重大なネタバレを含みます。
ネタバレが大丈夫という方だけご覧ください。
【警告】
ここから先、引き返すことは出来ません。
取り返しがつかないとしても、続きへ進みますか？
―〈続きへ〉―
〈キャンセル〉
| 曲名 | Testify |
| 読み | テスティファイ |
| アーティスト | void (Mournfinale) feat. 星熊南巫 |
| 収録パック | Final Verdict |
Final Verdictパックの大トリ、Arcaea真のラスボス曲にして、Arcaeaメインストーリーの終わりを告げる曲です。
Arcaeaでなければ描けない曲でもあり、Arcaeaなくして完成しない曲ともいえるでしょう。
それほどまでに壮大で、神々しく、それでいて恐ろしさすら感じさせる完成度の楽曲。
これまではインスト曲がボス曲であったにも関わらず、ボーカル曲が大ボスとして立ちはだかるのも物語性を感じさせます。
Arcaeaという物語の終着点として、これほどふさわしい曲は考えられないでしょう。
収録曲のなかで唯一にして最高の難易度12を誇り、もはや他の譜面とは比較しようがないレベルの難易度になっています。
しかしArcaeaをプレイするからには、ぜひともここまでたどり着いて、演出も込みで聴いてもらいたい楽曲です。
Arcaeaの有名曲・代表曲まとめ
今回は音楽ゲーム『Arcaea』を代表する、有名曲を10曲紹介しました。
- Grievous Lady / Team Grimoire vs Laur
- Fracture Ray / Sakuzyo
- Arcana Eden / Sakuzyo vs Team Grimoire vs Laur
- Ether Strike / Akira Complex
- 迷える音色は恋の唄 / からとPαnchii少年 feat. はるの
- Cyaegha / USAO
- Infinite Strife, / BlackYooh vs. siromaru
- 魔王 / sasakure.UK × TJ.hangnail
- Tempestissimo / t+pazolite
- Aegleseeker / Silentroom vs Frams
ですが初めに紹介したように400曲以上の楽曲がArcaeaにはあるので、実はもっともっと紹介したい曲もあるんです。
- Ringed Genesis / Edelritter
- Alexandrite / WAiKURO
- 最強STRONGER / REDALiCE vs USAO
- Cybernecia Catharsis / Tanchiky
- FREEF4LL / YUKIYANAGI
- #1f1e33 / かめりあ
- Live Fast Die Young / anubasu-anubasu
- Libertas / Zekk など……。
ここでは挙げきれないほど、たくさんの良曲がArcaeaにはまだまだ溢れています。
ぜひArcaeaをプレイしてみて、より深いArcaeaの世界に触れてみてはいかがでしょうか。
Arcaeaに関する他の記事はこちら
恐ろしいのは、この曲が本当のラスボスではなかったこと……。