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【使いにくい】楽天ミュージックのデメリット7つ【実際に使ってレビュー】

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  • 楽天ミュージックの使い勝手はどうなの?
  • 楽天ミュージックは他のサブスクと比べておすすめ?

そんなお悩みを解決します。

記事の内容
  • 楽天ミュージックの機能面のデメリット7つ
  • それでも楽天ミュージックがおすすめな人

音ゲー曲が大好きな私は、これまで様々な音楽サブスクを使ってきました。

  • Spotify
  • Amazon Music Unlimited
  • Apple Music
  • YouTube Music

>>音ゲーマー・音ゲー曲好きのための音楽サブスク比較&おすすめサブスク

楽天ミュージックは料金が安い点が魅力ですが、機能面では足りない点や使っていてストレスになる点が多く見られました。

今回の記事では、楽天ミュージックの機能面のデメリットを7つ紹介します。

この記事を読めば他のサブスクと楽天ミュージックで使用感がどのくらい違うのか、はっきりと分かります。

楽天ミュージックの機能面のデメリット7つ

楽天ミュージックを使っていていまいちだと感じるのは、次の機能面7つについてです。

楽天ミュージックのデメリット
  1. 読み込みが遅い
  2. 検索精度が悪い
  3. ローカルファイルを取り込めない
  4. サジェスト機能が弱い
  5. イコライザ設定ができない
  6. UIの細かい使い勝手が悪い
  7. Webプレーヤーが使い物にならない

一つずつ解説していきます。

読み込みが長く動作が遅くストレスがたまる

アプリでの画面移動時のロードが長く、動作が重いので快適に操作できません。

特にプレイリストを開くときの読み込みが長く、曲数が増えるほどその傾向があります。

ロードに5~6秒ほどかかることもよくありますし、ひどいときは画像のように読み込みに失敗して真っ白の画面しか出ないときも。

楽天ミュージックの読み込みが遅すぎて、時には真っ白の画面のままになることもある

すぐに音楽を聴きたいのに画面遷移にいちいち待たされるので、操作のたびにストレスがたまります。

そのほかにも動作が重い影響で、使っていてストレスになることがよくありました。

動作が重くて起きたこと
  • ロック画面で次の曲にスキップしても、曲名が変わらない
  • 同じ曲が2回づつ再生される

SpotifyやApple Musicを使っていたときには全く感じないレスポンスの遅さだったので、よりイライラしてしまいます。

検索精度が悪すぎる

目当ての曲を探そうと思っても、楽天ミュージックの検索はうまく機能してくれないです。

特に致命的だと感じるのは、曲名+アーティスト名のような複数キーワード検索が出来ていないこと。

有名曲を検索しても、楽天ミュージックは複数キーワードの検索が全く機能していない
有名曲でも複数キーワードだと機能せず、曲が出てきません。

ありがちなタイトルを付けている曲名だと、アーティストで絞り込みしづらいので探すのが厄介です。

また曲に関連した映画・アニメ作品をキーワードに検索することも難しいです。

楽天ミュージックではアニメや映画など関連作品で検索するのはほぼ不可能。
作品名で検索しても、出てくるのはカバー曲ばかり。

同じアルバムの他の曲を経由して探したり、ワンストップでたどり着けないので検索が意味をなしていません。

ローカルファイルが取り込めない

手持ちの音源をアプリにインポートできないため、配信されている曲と一緒に聴くことが出来ません。

楽天ミュージックにはローカルファイルを取り込む機能がないので、手持ち音源と配信楽曲は別で聞かざるを得ないのです。

楽天ミュージックに限らず、サブスクでは配信されない楽曲は多くあります。

CDからリッピングしたり、配信サイトからDLした音源をサブスクのアプリで聴ければより音楽を楽しめます。

しかし楽天ミュージックではその体験が出来ないのが、非常に残念な点でした。

ほかサブスクでは実装されている機能にもかかかわらず、実装されていないのは楽天ミュージックが明確に劣っている点です。

サジェストの性能が弱い

楽天ミュージックはサジェストの性能に難があり、音楽サブスクの楽しみが薄れています。

サジェストで自分の知らない曲やアーティストを見つけられるのは音楽サブスクの魅力ですが、有効に機能していません。

古い曲や関連性のないアーティスト、いつも同じアーティストをサジェスト、と新しい発見がないのです。

したがってユーザー単位でサジェストしてくれる機能が、他のサブスクと比べてもかなり弱いです。

そのジャンルにちょっと詳しければ、サジェスト精度の粗さに簡単に気付くレベルです。

またトップページに表示されるのは、全体の最新曲やキャンペーン、関連性のないアーティストや曲のピックアップがほとんどです。

有料のサービスなのに、楽天ミュージック側のアーティスト宣伝・広告のような要素見られます。

新しい曲を見つけるという楽しみ方ができないのは、たくさんの曲を聴けるサブスクの良さが損なわれています。

イコライザがない

アプリからイコライザを設定できないため、好みの音楽ジャンルに合わせて音作りできません

聴く音楽のジャンルが違えば、強調したい音は異なります。

ユーザーごとに設定できるイコライザは、音楽を楽しむのに必要な機能だと考えています。

例えば私は、ジャンル的にEDMに近い音ゲー曲をよく聞いています。

この場合はより低音を強調した設定で聴きたいのですが、楽天ミュージックでは出来ません。

ほかにもロックを聴くなら低音、ボーカルを重点的に聴きたいなら中音を強調するなど、自由に設定できないのは残念です。

イコライザを調整するだけでも音質がぐっと上がるように感じるので、イコライザがない点では音質は他に劣ります。

バランスが良いといえば聞こえは良いのですが、イコライザがないとどの曲を聞いてもやや迫力に欠ける印象を持ちます。

UIの細かい使い勝手が悪い

細かい部分の使い勝手を見ても、楽天ミュージックは物足りないと感じる部分が多くあります。

例えばプレイリストのUIについて、検索機能や並び替えが無い点。

プレイリスト内の検索機能がないので、好きな曲から再生しようとしても自分でスクロールしてわざわざ探す必要があります。

また曲の並びは手動での並び替えしかなく、追加順・タイトル順・アーティスト順などに変えられませんでした。

楽天ミュージックでのプレイリストの並び替えは、ソートではなく手動での入れ替えしか無い。

スワイプでの曲入れ替えは、スマホだとかなり面倒。

ソート機能がないと、多くの曲が入ったプレイリストは使いづらくなります。

ほかにもダウンロードできる曲数の上限が初期設定では500曲までになっていたりと、UIが深く考えられているとは思えないです。

楽天ミュージックのオフライン設定曲数は、あまり設定する意味を感じずUIが考えられていない。
設定で上限を上げられますが、そもそも上限を設ける意味が感じられません。

Webプレーヤーが使い物にならない

楽天ミュージックにはブラウザからアクセスできるWebプレーヤーは、はっきり言って全く使い物になりません。

使えない機能やできないことが多すぎて、ミュージックプレイヤーと呼ぶのもはばかられるからです。

使えない機能
  • プレイリストの表示・作成・編集・再生
  • 音量調整
  • シャッフル再生・リピート再生
  • 歌詞表示
  • 音質の切り替え

ほかのサブスクがPC版やアプリ版で当然できることも、楽天ミュージックWebプレーヤーは全く対応していません。

できるのは曲を検索・選択して、再生することくらいです。

音量すら調整できず、アプリで作ったプレイリストも使えないとなると、PCから操作できるメリットは皆無でしょう。

Webプレーヤーは2023年1月から提供していて、1年以上が経っているのに機能改善されず未だにベータ版のまま。

今後改修する予定はあるとのことですが、これではあまり期待できません。

楽天ミュージックを他のサブスクと比較

楽天ミュージックと他の音楽サブスクの機能面を、料金と合わせて比較してみます。

楽天
ミュージック
Spotify Amazon Music
Unlimited
Apple Music
月額料金 980円
(780円)
980円 1,080円
(980円)
1,080円
検索精度 ×
ローカルファイル
取り込み
×
サジェスト
性能
イコライザ設定 ×
読み込み・動作
の速さ
×
UIの使い勝手
PCでの使いやすさ ×

楽天ミュージックは楽天カード会員または楽天モバイル契約者のみ加入できる「楽天カード/モバイル会員対象プラン」の場合780円。

Amazon Music UnlimitedはAmazonプライム会員の場合、月額980円で利用可能。

各音楽サブスクを比較すると、総合的なバランス面ではSpotifyが優秀に感じます。

相対的に安価な月額で利用できつつ、検索精度やサジェストも優秀で、PCでの使い勝手も問題ないです。

ロスレスオーディオのあるApple MusicやAmazon Music Unlimitedは、音質面では優位性があります。

音質面でのこだわりか、アプリとしての使い勝手のどちらを取るかは好みで決めればよいでしょう。

楽天ミュージックは出来ないことが多い

これらの大手音楽サブスクを比較してみると、楽天ミュージックは他のサブスクにできることの多くが不足しています。

一部だけではなくサービスの根幹に関わる欠点もあるので、音楽サブスクとしてはやや出来が悪いです。

結論としては機能面から見るとデメリットが目立ち、積極的にはおすすめしづらいです。

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デメリットがあっても楽天ミュージックがおすすめな人は?

しかしながら「音楽サブスクは使いたいけど、どうしても安く利用したい」と考えている人には楽天ミュージックが最適です。

楽天ミュージックのデメリットを7つも挙げてきましたが、それでも楽天ミュージックが唯一勝っているのは料金設定だからです。

楽天ミュージック唯一の長所は安いこと。他と比べて月額200円以上も安い。
引用:楽天ミュージック

楽天カード・楽天モバイルプランは、他の音楽サブスクと比較すると月額2~300円も安くなります。

年間で比較すれば2,500~3,000円くらい変わってくるのは、使い続けるうえでは大きな節約です。

どうしても音楽サブスクを聴きたい節約家向け

楽天ミュージックは正直、780円のサブスクとしてはクオリティが低いと言わざるを得ません。

しかし他のサブスクより200円安いと考えると、ぎりぎり使えるかなといったところ。

機能面でできることがかなり限られたり、使い勝手が悪く継続して使い続けるのはっきり言ってイマイチです。

そのため音楽サブスクは使いたいけど、どうしても安く使いたいという場合におすすめでしょう。

また新規入会ならキャンペーンコードを入力することで、無料お試し期間を通常の30日間から60日間に延長することができます。

60rakuten」を入力して入会すると、60日間無料で試せます。

楽天ミュージック

60日間の無料期間があれば、実際に使用感を確かめるのにも役立ちます。

使い勝手と安さを両立して使うなら、Spotifyが年に2回ほど行っている3ヶ月980円のキャンペーンと併用はどうでしょうか。

キャンペーンでSpotifyを半年間安く使い、それ以外の期間を楽天ミュージックでしのぐ使い方が良いと考えます。

楽天ミュージックのデメリットまとめ

今回は楽天ミュージックを使ってみて感じた、機能面でのデメリットを7つ紹介してきました。

楽天ミュージックのデメリット
  1. 読み込みが遅い
  2. 検索精度が悪い
  3. ローカルファイルを取り込めない
  4. サジェスト機能が弱い
  5. イコライザ設定ができない
  6. UIの細かい使い勝手が悪い
  7. Webプレーヤーが使い物にならない

他の音楽サブスクと比較してもできないことや不足している事が多く、満足度の低いサブスクと感じました。

読み込みが遅かったり検索精度が悪くてストレスになったり、サジェストなどの機能不足して思い通りに楽しむのが難しいです。

それでも他のサブスクに比べて料金設定が安いので、なるべくお金を使いたくない人には有力な選択肢になります。

他のサブスクのキャンペーンなどと併用して使うなど、工夫次第では節約とサブスクを両立できるのではないでしょうか。

楽天ミュージック

▽ 参考記事

SpotifyやApple Musicなどの音楽サブスクについては、こちらの記事で比較・解説しています。

>>音ゲーマー・音ゲー曲好きのための音楽サブスク比較&おすすめサブスク

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