- スマホ音ゲーに出てくるフリックが苦手すぎて面白くない……。
- フリックしなくてもいい面白い音ゲーってないの?
- フリックを攻略するためのコツはなに?
そんなお悩みを解決します。
- フリックのないおすすめスマホ音ゲー5選
- 苦手な人でもちょっとだけうまくなるコツ
- フリックしやすくするための設定・セッティング
スマホ音ゲーが流行りだした頃から、指を弾くようなフリック動作で取るノーツが出始めました。
タッチパネルを活かした面白い要素ではありますが、一方でフリックがいらないと感じる方もたくさんいると思います。
今回はフリックがいらない人のために、フリックがいらない音ゲーや、苦手でもできるようになるためのコツを解説します。
私も一時期はフリックが苦手で嫌になり、フリックのないゲームばかり遊んでいたほどです。
それでも音ゲーは楽しめますし、フリックもコツを掴めば攻略しがいのある要素になります。
この記事を読めば嫌いになっていたフリックとの付き合い方が、少しは分かるようになるはずですよ。
- プレイ歴20年の中級者音ゲーマー。
- フリックありの音ゲーから逃げ出した前科あり。
フリックいらない人向けスマホ音ゲー5選
フリックが苦手で嫌いなのであれば、フリックがない音ゲーを楽しんでみてはいかがでしょうか。
スマホ音ゲーの中にも、そもそもフリックのない音ゲーはたくさんあります。
その中でもフリックが苦手な私でもできた、おすすめの音ゲーを5つ紹介します。
- Arcaea
- Deemo
- Paradigm: Reboot
- Dynamix
- 神椿市協奏中。
フリックがない分、それぞれの音ゲーならでは工夫がたくさんあるので、その面白さを解説しますよ。
Arcaea
フリックが苦手な私がたどり着いた、フリックなしなら最強に面白いと思っている音ゲーです。
4レーンに流れてくるノーツに加えて、上下2本の判定線の間に流れるスカイノーツとアークノートが特徴的。
特に判定ラインの間を縦横無尽に動くアークノートが厄介であり、面白いところでもあります。
2本指でできる譜面も多く、音ゲーにあまり慣れていないプレイヤーにもおすすめできます。
AC音ゲーに匹敵するレベルで豪華な収録曲・コンポーザーも見逃せません。
- 魔王(sasakure.UK × TJ.hangneil)
- ALTER EGO(Yuta Imai vs Qlarabelle)
- Tempestissimo(t+pazolite)
- 最強STRONGER(REDALiCE vs USAO)
Deemo
ストーリーでもキーになっているピアノをモチーフとしているゲームで、ピアノ主体の曲やクラシック調の収録曲が多いです。
譜面もピアノ音をベースになっているので、叩いているとまるで自分がピアノを弾いているような感覚になります。
基本操作はタップとスライドだけなので、手軽な感覚で音ゲーを楽しめます。
現在は続編のDeemo2もでており、グラフィックやストーリーが更に進化しました。
ゲームシステムはほぼ同じなので、ボリュームも増えたDeemoの世界をより楽しめますよ。
Paradigm: Reboot
奥から手前に流れてくるノーツが、上下左右4方向+中央にも流れてくる3次元音ゲー。
タップとスライドだけの操作ですが、多方向に流れるノーツへの対応力が求められます。
物量だけでなく、広い視野を見る力や譜面への認識力なども必要なところがやりがいです。
ほとんどの譜面が2本指でできるのも、初心者におすすめできる点ですね。
魅力的なキャラクターが出てくるストーリーもありますが、ローカライズの精度がやや低いのが玉に瑕。
Dynamix
下方向に降るノーツだけでなく、左右に流れるノーツも加えた3方向対応の音ゲーです。
Paradigm: Rebootよりも同時に別方向へノーツが流れる頻度が高いので、いわゆる「混フレ」が多めの譜面構成。
難易度はかなり高めで、このゲーム独特の仕様・テクニックもあり個人差が出やすいです。
神椿市協奏中。
キャラクターにフォーカスしたゲームの中では、数少ないフリックがない音ゲーです。
バーチャル・シンガーの花譜やヰ世界情緒、音声合成ソフトウェアの音楽的同位体シリーズの曲が遊べます。
神椿スタジオ関連の楽曲が課金を含めれば100曲近く遊べて、ファンにはぜひともおすすめのゲームです。
レーンのタッチ判定が厳しいなど、やや癖のあるゲーム性ではあります。
ただタッチとロングノーツだけの譜面構成で、全てがボーカル曲のためとっつきやすいでしょう。
苦手な人に伝えたいフリックのコツ
私もフリックは苦手なのですが、それでも少し意識をすればできるようになるポイントも見つけました。
そこでフリックがどうしてもできないと思っている人へ伝えたい、フリック攻略のポイントは次の通りです。
- 手首を使って払う感覚
- 楽できるフリック
- 最小限の動きでフリック
- 苦手な部分は研究・対策
手首を使ってやや斜め上へ払う感覚で
フリックをするときの指の動きは、真横ではなくやや斜め上方向へ払う動きを意識すると動かしやすいです。
その際は指だけを動かすのではなく、手首を支点にして動かすと素早くフリックができます。
指を真横に動かそうとすると腕ごと動かす必要性がありますが、斜め上へ弾くようにするだけなら、手首のスナップだけでいいからです。
フリックノーツはたいてい左右の矢印が出ているので、つられてその方向にフリックしてしまいがちです。
ですがほとんどのゲームではどの方向にフリックしても反応するよう、フリックノーツが設計されています。
手首の自然な動きでフリックがさばけるよう、意識付けをしていきましょう。
上方向のフリックには肘を張ることで対応
フリックのなかには方向指定されているノーツもあり、特に上方向のフリックは難しく感じるかもしれません。
人間の腕や手の構造的に、奥側への動きはやりづらいからです。
上方向へのフリックが必要な場合は、肘を外側へ張り出し、腕をスマホやタブレットに対して並行にします。
すると横向きにした手首を払う動きによって、無理なく上フリックに対応できます。
瞬時に対応するのは難しいので、譜面を覚えつつタイミングを見て腕を動かしましょう。
楽できるフリックを覚える
ゲームによっては簡略化した動きでフリックできることもあるので、仕様を理解するのもコツの一つです。
フリックが難しい理由の一つに、「タッチ」→「払う」と2つの動作が必要なことが挙げられます。
しかし譜面によってはタッチ部分を省略し、前に押したノーツからそのままフリックへ移行できることがあります。
また連続フリックは指を外さないまま、往復してフリックすることで対応できることもあります。
例えばPhigrosだとよくある連続フリックノーツだと、上下方向に指を往復して取ります。
なるべく楽できるフリックの方法を抑えることで、少しでも難易度を下げることができます。
最小限の動きでフリック
フリックを苦にしないプレーヤーを見ていると、最小限の動きでフリックを取っています。
逆に言えば苦手に感じている人ほど、大きく振りかぶったり、指を払いすぎることに気をつけましょう。
振りかぶるとタイミングが遅れますし、余計に払いすぎると次のノーツに対応ができません。
無駄な動きを減らすのも、運指の効率化につながる上達の鍵です。
苦手な部分は研究・対策
初見でフリックを完璧にさばくのは、よほどの上級者でないとまず無理でしょう。
したがってどうしてもできない部分については、譜面を研究したり、対策を考えます。
- 難所用の運指を組む
- 全押し・餡蜜などさばけるテクニックをつかう
タッチよりもフリックのほうが多くのことが求められるので、事前に研究して対策をすることが必要。
フリックに限らず難所全てにいえる話ですが、少しづつ攻略法を見つけていくのが、音ゲーのコツの一つです。
「滑らない」「反応しない」を防ぐセッティング
フリックをしても滑りづらかったり反応しない方は、スマホやタブレットの設定を見直してみましょう。
フリックをやりやすくするために、抑えておきたいポイントは3つ。
- スマホ・タブレットの保護フィルム
- 滑り止めマットを敷く
- アクセスガイドを設定(iOSの場合)
順番に解説していきます。
スマホ・タブレット保護フィルムを見直す
フリックしていて指が滑りづらいと感じたら、まずスマホやタブレットに貼っている保護フィルムを確認します。
特に光沢のあるグレアフィルムは指と密着しやすいので、スライドやフリックが難しいです。
アンチグレアフィルムやペーパーライクフィルムのように、表面に加工がされているフィルムなら滑りやすくなります。
またフィルムを張り替えるのが難しければ、スマホに対応した指サックをつけるのもあり。
画面の滑りやすさは音ゲーをプレイするのに最重要ポイントの1つなので、フィルムを見直してみましょう。
滑り止めマット・シートを敷く
スマホやタブレットで音ゲーをやる際には、本体の下に滑り止めマット・シートを敷いておきます。
机に直置きしたままだと、横方向へのフリック時に本体ごと横滑りしてしまうからです。
ネットで売られているタイプだと、サイズに無駄がなく本体サイズにピッタリ合います。
お金をかけたくなければ、ダイソーなど百均に売られているシートでも音ゲーをするには十分ですよ。
ホーム画面に戻るのを防ぐためにアクセスガイドを設定(iOSの場合)
上方向や左右方向へスワイプする際、当たりどころが悪いとゲーム画面から離れてしまうことがあります。
それを防ぐためには、アクセスガイドを設定すると誤動作を防げます。
画面下に表示されているホームバーが非表示になるので、誤ってアプリが切り替わったりすることがありません。
アクセスガイドを使うには、次の手順で設定を行います。
「設定」アプリから「アクセシビリティ」→「アクセスガイド」をタップ。
アクセスガイドをオンにし、パスコードを設定。
設定が終了したらゲームアプリを開き、サイドボタンを3回押すとアクセスガイドが開始します。
パウダー・クリームはデメリットを理解して使おう
指の滑りやすくさせるためにベビーパウダーやクリームを使う手もありますが、メリットもデメリットもあります。
メリットとしては間違いなく滑りやすさは上がるので、プレイしやすさは向上するでしょう。
一方デメリットはパウダーだと粉っぽくなったり、クリームは油っぽくなって、画面が汚れてしまうことです。
フィルムを貼っておいたり、毎回きれいにすれば問題ありませんが、それでも汚れはつきます。
最初からこれらに頼るのはあまりおすすめしませんが、最終手段として試してみるのはいいでしょう。
スマホ音ゲーにフリックはいらない?のまとめ
今回はスマホ音ゲーにフリックはいらないと思う人に、おすすめの音ゲーや少しでもうまくなるコツを解説しました。
- フリックがなくても面白い音ゲーもある
- Arcaea
- Deemo
- Paradigm: Reboot
- Dynamix
- 神椿市協奏中。
- 攻略のコツは手首や腕の向き・最小限の動きで取ることなど
- 画面の滑りやすさもフリックのしやすさに影響
フリックが苦手であっても、音ゲーを楽しむことはできます。
コツを身に着けたり、あるいはフリックがない音ゲーを極めたり、楽しい音ゲーライフの参考にしてくださいね。
プロセカやガルパはもちろん、チュウニズムもMASTER譜面から離れていました。