- ギガをつかわずに音ゲーがプレイしたい!
- オフライン状態でもできる音ゲーはある?
そんなお悩みを解決します。
- 音ゲーにかかる通信量がどれくらいか
- ギガを節約しながら音ゲーをプレイする方法
- オフラインでもプレイできるスマホ音ゲー5選
使えるギガ数が少なかったり、飛行機やトンネルの中だと通信が必要な音ゲーができないですよね。
今回はそんな方のために、ギガをなるべく使わずに音ゲーができる方法を解説します。
また機内モード状態のように、通信しなくても手軽にプレイ可能な音ゲーも5つ紹介。
- 音ゲープレイ歴20年以上の音ゲーマー
- 月1GBちょっとで生活する、ギガ節約家
私も普段はほとんどスマホのギガは消費せず、通信量を節約しながら生活しています。
その中でも数十作品のスマホ音ゲーをプレイしてきて、オフライン環境でもおすすめな音ゲーを解説します。
この記事を読めば、通信量を常に気にしたりせず、外出先や移動中にも音ゲーをプレイできますよ。
音ゲーはどれくらい通信量を使う?
音ゲーをプレイするのに通信量に影響する要素は、主に次の4つ。
- アプリの初回起動時ダウンロード
- アプリのアップデート
- プレイ中の通信
- MVなど追加データのダウンロード
具体的にそれぞれどのくらいの通信料がかかるのか、順番に解説していきます。
初回のダウンロード
一番通信量を使うのは、アプリ起動した直後のデータダウンロードでしょう。
音ゲーの場合だと、初回のダウンロードには最低でも2GBくらいはかかるでしょう。
アプリのインストール時も通信必要ですが、起動時に比べればそんなに重くありません。
アプリ本体よりもむしろ起動した後に、音楽データやグラフィックデータが大量に必要になってくるのです。
アプリのアップデート
アップデートに伴う更新データも、アプリを開いたときに時々発生します。
追加で数十MBくらいから、大規模なものだとGB単位で大きいデータのダウンロードが起動した時に始まります。
タイミングも読みづらく頻繁にあるので、外出先でついついギガを使ってしまいがちですね。
追加データのダウンロード
ゲーム進行上必須ではないものの、追加でダウンロードできるデータもあります。
- 課金した楽曲の追加ダウンロード
- 2D、3DのMVデータ
- キャラクターボイス
- ストーリーイベント などの追加データ。
特にMVの容量はかなり大きく、これだけで10GBもの大容量になってしまうケースもありました。
通信量もですが、端末容量も圧迫するのでタイミングはよく考えてダウンロードしたいですね。
プレイ中の通信量
ゲームによってはプレイ時に通信を必要なものもあるので、ギガが消費されてしまいます。
スタミナ消費のあるゲームではネット接続がプレイ中も要りますし、リアルタイムで対戦する音ゲーもあります。
例えばプロセカで「ひとりでライブ」を1曲プレイしたとき、およそ6〜7MB程度の通信量になりました。
事前に大きめのデータをダウンロードしておいても、プレイするたびにちょっとずつギガを使っているんです。
通信量を節約して音ゲーをプレイする方法
なるべくギガを消費せずに音ゲーをプレイしたいなら、スマホ・タブレットの設定を見直しましょう。
- Wi-Fiアシストを切る
- 機内モードでプレイ
- アプリごとにモバイル通信をオフにする
- 自動アップデートをオフ
- データ節約モードをオン
設定方法については主にiPhoneなどiOS端末で解説していますが、Androidでも同様の設定が可能なので参考にしてみてください。
またちょっとした工夫をすることでも、通信料を節約することもできます。
音ゲーによるギガの消費が気になる方は、一度全て見直してみましょう。
Wi-Fiアシストを切る
iOSで使える「Wi-Fiアシスト」は、便利ですが知らないうちにギガを使ってしまうかもしれません。
余計な通信を抑えてギガ消費を止めたいなら、Wi-Fiアシストはオフにしましょう。
Wi-Fiアシストの設定方法
「設定」→「モバイル通信」(または「設定」→「モバイルデータ通信」)の順に選択。
並んでいるアプリリストを下にスクロールして、「Wi-Fi アシスト」のスライダをタップします。
オンにするとWi-Fiの接続状況が悪い時に自動的にモバイル通信を使用し、通信品質が維持できます。
その代わりWi-Fiに接続しているのになぜか勝手にモバイル通信になったり、ギガが減っていたり、ということも。
自宅ではWi-Fiしか使いたくないなら、Wi-Fiアシストはオフにすることをお勧めします。
機内モードでプレイする
絶対に通信をしたくないのであれば、機内モードに設定するのが手っ取り早いです。
オンにしている間はモバイル通信が切断されるので、ギガを消費することはありません。
ただしプレイに通信が必要な音ゲーもあるので、オフライン対応しているか確認しましょう。
オフラインでも楽しめる音ゲーは、後ほど「通信制限中・オフラインでもできるおすすめ音ゲー5選」で紹介しますよ。
アプリごとにデータ通信をオフにする
機内モードだとギガの節約にはなりますが、音ゲー以外の通信ができないのはちょっと面倒。
そこで、音ゲーだけをモバイル通信が使えないように設定することも可能です。
バックグラウンドで勝手にモバイル通信され、ギガ消費されることもなくなります。
アプリごとにモバイル通信を設定する方法
「設定」→「モバイル通信」から、リストにあるアプリ横のボタンをオフにすると、モバイル通信をオフにできます。
出先では使わないアプリも積極的に設定しておくと、より通信量を抑えられますよ。
自動アップデートをオフにする
音ゲーのアップデート容量は大きめになりがちなので、自動アップデートもオフ、もしくはWi-Fiだけにしておきましょう。
元々の容量が大きいだけに、アップデートのデータも多くなりますからね。
自動アップデート・ダウンロードをオフにする設定方法
「設定」→「App Store」→自動ダウンロードの項目にある「アプリのアップデート」をオフにする。
Wi-Fi接続時だけ許可する設定にしておけば、自宅にいるときには自動更新をしてくれて便利です。
更新と重なるとネットが重くなって嫌! という方は自動更新を切って手動更新するのがおすすめです。
AndroidでもPlayストアの設定から、通信方法をWi-fiのみに変えられますよ。
データ節約モードをオンにする
iOSであれば省データモード、Androidならデータセーバー機能を使うと、バックグラウンドでのギガ消費を抑えられます。
iOS:「設定」→「モバイル通信」→通信のオプションの「データモード」から切り替え
Android:「設定」→「ネットワークとインターネット」→「データセーバー」から切り替え
※機種によって異なる場合があります。
ただしメールやLINEなど最新の通知がほしいアプリも止めてしまうと支障が出るので、使用頻度の低いアプリに使いましょう。
またiOSの省データモードでは動画や音楽のストリーミング品質が低下するので、パフォーマンスをフルに発揮できない点は注意です。
Wi-Fi環境であらかじめデータをダウンロードしておく
外出先などでのモバイル通信をなるべく減らすには、大きめのデータはあらかじめダウンロードしておきましょう。
ほとんどの音ゲーで、音楽・譜面・MV・ボイスなどのデータは一括ダウンロードすることができます。
データを端末に保管しておけば外出先ではモバイル通信がいらないので、ギガ消費なくプレイできます。
ただし端末容量を圧迫するので、無制限にダウンロードすることはできません。
端末の空き容量を見つつ、余裕がある範囲でダウンロードしましょう。
通信プランを見直す
そもそもつかえるギガ数が足りていないなら、通信プランを見直してお得に使えるようなキャリアへ乗り換えたほうがいいかもしれません。
例えば楽天モバイルであれば、どれだけ使っても月額2,980円なのでギガを気にせずプレイしたい方におすすめ。
使い放題系なら最安レベルですし、SIMフリーのルーターを用意すれば自宅Wi-Fiとしても運用できます。
2回線契約して自宅用・スマホ用と使い分けるのも、ギガの節約にだけでなく通信料の節約に役立ちます。
また対象となるゲームのデータ通信量が90%OFFになるLinks mateなんかもゲーマーにはいいかも。
プロセカ・シャニソン・ガルパなど、キャラクター音ゲーのデータ通信量が下げられて、しかも通信制限中でも高速通信できます。
通信制限中・オフラインでもできるおすすめ音ゲー5選
ギガの消費量が気になって仕方がないという方のために、オフラインでもプレイできる音ゲーを5つ紹介します。
- Phigros
- Arcaea
- CytusⅡ
- 神椿市協奏中。
- Dynamix
オフラインでも起動・プレイができるので、外出先や通信制限中でも安心して楽しめますよ。
それぞれのゲームについての魅力についても、順に解説していきます。
Phigros
完全オフラインでプレイできる音ゲーなら、真っ先にめちゃくちゃおすすめしたいのがPhigrosです。
曲の解禁や進行状況についても通信がいらないので、アプリのダウンロード・アップデートだけで全てプレイ可能。
アプリ全体の容量は2.5GBほど。
ネットに繋いでTapTapのアカウントを作成すれば、別端末への引き継ぎもできます。
さらにPhigrosがすごいところは、課金要素がなく、広告表示も一切ない、完全無料の音ゲーであること。
にも関わらず有名コンポーザーの書き下ろし楽曲や、チュウニズムなどとのコラボレーションも行っています。
Phigrosの主な収録楽曲
- Rrhar’il / Team Grimoire
- Re:End of a Dream / uma vs. モリモリあつし
- Distorted Fate / Sakuzyo
など。
収録曲数は全200曲以上あり、すべて無料、オフラインで楽しめます。
システムは判定線が自由に動かせることを活かし、色んな方向にノーツが流れたり、曲にあった演出をすることも。
オフラインでクオリティ・ボリュームともに優れている音ゲーをたっぷり楽しみたいなら、Phigros一択です。
Arcaea
3Dで奥から流れてくるノーツを叩く、スマホ音ゲーでは基本的なスタイルの音ゲーです。
中でもArcaeaの魅力は縦横無尽に動くアークノートで、どのようにさばくかが難しさであり面白さになっています。
オフラインだとできないこともありますが、事前にダウンロードしておけばプレイはできます。
Arcaeaがオフラインモードだとできないこと
- ワールドモードの進行
- パートナーキャラの育成・スキル発動
- 課金・パックの購入 など
注意すべき点としては無料曲の多くがワールドモードで解禁できる仕様になっているので、最初からオフラインだと進めづらいです。
ある程度オンライン環境で進めてから、もしくは課金してパックを開放してからオフラインで遊ぶといいでしょう。
CytusⅡ
判定ライン自体が常に上下に動きながら、全画面に現れるノーツと重なるタイミングで叩くのが特徴的な音ゲー。
オフライン状態でもデータは端末内に保存されているので、ストーリーや解禁状況もセーブできます。
オンラインだとクラウド上にスコアや進行状況をセーブできるので、Wi-Fi環境でこまめにセーブするのがおすすめ。
クラウド上でのセーブがないと、別端末への引き継ぎもできません。
320円の有料アプリですが、他の課金はしなくても150曲以上+メインストーリーを遊ぶことができます。
他の楽曲パックも不定期に30%~50%程度の割引を行っているので、より深く楽しむこともできますよ。
神椿市協奏中。
2024年8月にリリースされたばかりで、バーチャル・シンガー花譜やヰ世界情緒・音楽的同位体シリーズの楽曲が遊べます。
アプリは440円の有料買切り型で、遊べる楽曲は48曲。
タップとロング・ホールドノーツの2種類だけと、難しい操作が必要なくとっつきやすい音ゲーです。
若干シビアな仕様もありますが、親指プレイやスマホでもやりやすく難易度も控えめに感じました。
収録曲もすべてボーカル曲なのでリズムがわかりやすく、初心者でもやりやすいでしょう。
神椿スタジオの世界観や、「音楽的同位体」の楽曲が好きな方にはおすすめです。
Dynamix
上から下に降ってくるだけでなく、左右にも流れる3方向のノーツにどう対応するかがDynamixの醍醐味です。
複雑なノーツの流れ方への対応力・認識力が問われるので、スマホ音ゲーの中でもなかなか歯ごたえのある難易度です。
事前に譜面をダウンロードすれば、オフラインでプレイが可能です。
またオフラインモードでも、プレイによって経験値を稼ぎRANKを上げることもできます。
収録曲は500曲以上ありますが、無課金だと遊べる楽曲数が2~30曲程度と控えめな点は注意してください。
ダウンロードはもちろん無料なので、まずはオフライン版でどんな音ゲー固めしてみてはいかがでしょうか。
スタミナ消費系のゲームはできないので注意
他にもオフラインでできる音ゲーはありますが、いわゆる基本無料でスタミナを消費するタイプの音ゲーはオフラインではプレイできません。
これらはプレイのたびに通信が必要になるので、オフラインだと起動しようとしてもエラーが出てしまいます。
起動するたび、プレイするたびに通信されるので、ギガの消費には気を付けてプレイしましょう。
音ゲーでギガを消費しない方法のまとめ
今回はギガを使わないように音ゲーをプレイする方法や、オフラインでもプレイできる音ゲーを紹介しました。
- アプリのダウンロードやアップデート、プレイ中にも通信される。
- 本体の通信設定を見直すことで、音ゲーの通信量は制限できる。
- あらかじめデータをダウンロードしたり、通信プランを見直すのも手。
- オフラインでもできる音ゲーなら、ギガを使わず楽しめる
通信量を気にして音ゲーを楽しめないなんて、あまりにももったいなさすぎます。
上手く工夫しながら、ギガ消費を抑えてもっと音ゲーを楽しくプレイしましょう。