暮らしの改善 PR

【安い】彩のかがやきはまずい?味・特徴を実際に食べて紹介

当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。
  • 埼玉県のブランド米、彩のかがやきは本当にまずいの?
  • 彩のかがやきはどうして安く売られているのか?

そんなお悩みを解決します。

記事の内容
  • 実際に食べてみた、「彩のかがやき」の味や特徴について
  • 他のお米より「彩のかがやき」が安い理由
  • 同じ埼玉のブランド米「彩のきずな」との違い

彩のかがやきを実際に購入して、味について確かめています。

「まずい」という評判もある彩のかがやきですが、むしろ美味しくておすすめできるお米です。

この記事を読めば、彩のかがやきが安くて美味しい理由が分かります。

彩のかがやきがまずいことはなく、美味しくておすすめ

彩のかがやきは評判でいわれているような「まずい」ことはなく、むしろ美味しいです。

彩のかがやきの特徴
  • 食味ランキングでは、Aランクを複数回獲得
  • タンパク質含有量が低く、粘りがあり美味しい

また実際に食べてみると、以下のような味の特徴を感じました。

食べてみての感想
  • 柔らかく粘り気がある口当たり
  • 味はさっぱりあっさりで、後味もすっきり
  • 甘みや香りは強くないが、飽きが来ない

順番に解説していきます。

彩のかがやきがおすすめなポイント

彩のかがやき(さいのかがやき)は下のような特徴を持っており、ブランド米として十分おすすめできます。

彩のかがやきの特徴
  • 埼玉県で最も多く作られているお米の品種
  • タンパク質含有量が低く、柔らかく美味しい
  • 食味ランキングでもAランクを複数回獲得
  • 病害や害虫に強く、減農薬栽培に取り組んでいる

彩のかがやきは埼玉のブランド米で、埼玉県内で最も多く作られている品種として需要が伸びています。

引用:埼玉県のお米について(埼玉県)

味の特徴としては、お米のタンパク質の含有量が少ないことです。

タンパク質含有量が低いと、一般的には粘りが強く美味しいご飯になるといわれています。

タンパク質が多いとお米が水分を吸収するのを邪魔して、炊きあがったご飯がパサパサしてしまいます。

そのため彩のかがやきは炊くと、もちもちとして柔らかい食感に仕上がります。

さらに日本穀物検定協会が発表している食味ランキングでは、5段階中2番目の評価である「A」を何度も獲得した経験もあります。

米の食味ランキング」は、一般財団法人日本穀物検定協会が毎年行っている食味に関する評価結果をランキング化したものです。

基準米よりも特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、基準米とおおむね同等のものを「A’」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」として5段階で評価します。

食味ランキングの結果を見ても、他のブランド米と比べて味については引けをとらないことが分かります。

また病害や害虫にも強い品種でもあるため、減農薬栽培に取り組んでおり、安全なお米を食べることができます。

総評として彩のかがやきは、「コシヒカリのようにおいしく、さっぱりとした甘さと、ふっくらとした食感」と評価されています。

彩のかがやきを食べてみての感想

客観的にも評価されている彩のかがやきを、実際に私が食べて味を確かめてみました。

食べてみての感想
  • 柔らかく粘り気がある口当たり
  • 味はさっぱりしていて、後味もすっきり
  • 甘みや香りは強くないが、飽きが来ない

食べごたえのある粘り気

彩のかがやきは口に入れた感じ、柔らかく粘り気があるのが印象的で、程よい弾力もあり食べごたえがあります。

私の家では普段ご飯をまとめて炊いて冷蔵していますが、日が経っても硬くなりすぎることもありません。

また香りは控えめながら、炊いたあとの粒には程よくツヤが見られます。

味はさっぱりしていて飽きが来ない

炊飯器で炊飯した彩のかがやき

食べてみると味はさっぱり目で、ほのかに甘みを感じます。

繰り返し噛んでも旨味や甘みを強く感じることはありませんが、後味はすっきりとしています。

そのため味に飽きが来づらく、またどんな料理にも合いやすいと感じました。

お米にしっかりとした味を求める人には不向きかもしれませんが、味の主張が強くない分、おかずとの相性が良く主食として食べやすいです。

総じて彩のかがやきの感想としては、スッキリした味で食べやすく、甘みが強くないぶん飽きがこないといえます。

彩のかがやきが安い理由を考察

彩のかがやきはスーパーなどで他のお米よりも、比較的安く買うことができます

安く買える理由は、以下の2つが考えられます。

彩のかがやきが安い理由
  • ブランド力がまだ低い
  • 産地と消費地の近さ

お米の値段は政治的要素も絡み複雑ですが、現在は他の農産物とおなじく比較的市場の影響も強いです。

そのため需要と供給の関係や、その他小売にかかるまでのコストも価格に関係してきます。

ブランド力がまだ低い

彩のかがやきは、まだそれほど知られている品種ではありません。

そのためブランド力がまだ低いといえるので、他の有名ブランド米より安く買うことができます。

こしひかりやあきたこまちのような有名な品種であれば、すでに評判があるのでその分価格が高くても売れます。

それらと同じ価格で売ってもブランド力や認知度に差があって買われづらいので、価格差がうまれているのです。

価格差=味の差とはいえない

ですが価格差があるからといって、有名な品種と比べて味に著しく差があるわけではないです。

先ほどお話ししたように、彩のかがやきは食味ランキングでA評価を獲得したこともあり味が悪いわけではありません。

過去に私はふるさと納税で各地の有名なブランド米を頼んできましたが、それらと比べて味が落ちるとは感じませんでした。

埼玉県産のお米はこれまで市場に出回る量が少なく、市場から評価されていませんでした。

(前略)というのも埼玉県産米、特に上里町などの県北の米は「まずい」と思い込まれてきたからだ。

これには理由がある。埼玉県の米の作付面積は17年、約3万1600ヘクタールと全国18位だった。米どころと言えるだろう。しかし「都市近郊なので、農家が知人に売ったり、業務用として直接販売したりする量が多く、市場にはあまり出回りません。市場の評価が低いのではなく、ないに等しいのです」と荒川部長が説明する。

文春オンライン:「日本一暑いまち」埼玉県熊谷市だからこそ生まれた奇跡のブランド米

そのため他のブランド米と埼玉県産米の認知度の差が、価格差になっているといえます。

都心に近い

安く買える理由としてはもう一つ、消費量の多い都心に近い埼玉で生産されていることも関係しています。

生産地と消費地が近ければ、それだけ輸送するコストは少なくて済み、その分価格も抑えることができるからです。

新潟から東京へ運ぶのと、埼玉から運ぶのとでは、後者のほうが輸送コストは低くなります。

したがって東北や北陸などの有名産地で生産されたブランド米と、輸送コスト分の差が価格に反映されています。

鮮度の良いお米が食べられるメリット

ちなみに埼玉という都心に近い場所で生産されていると、より鮮度の良いお米が食べられるメリットがあります。

収穫したお米は白米へ精米すると酸化が進んでしまうので、消費量の多い都市圏に近い埼玉には精米工場が多いです。

ちなみに埼玉県はお米の収穫量ではそれほど多くありませんが、精米の出荷額は日本一の県です。

つまり埼玉県は地元で取れたお米をすぐに精米でき、近くの首都圏に出荷できる基盤が整っています。

そのため都心に近い埼玉産の彩のかがやきは、輸送のコストが安い上に新鮮な状態で食べられるといえます。

彩のかがやきと彩のきずなの違い

彩のきずなのパッケージ

埼玉県のブランド米には、彩のかがやきのほかに「彩のきずな」という品種もあります。

似た名前のブランド米ですが全くの別もので、彩のかがやきとは次のような違いがあります。

彩のきずなの特徴
  • 甘みや旨味が、彩のかがやきより強い
  • 特Aランクを獲得したことがあるブランド

彩のきずなは甘み・旨味が強い

彩のきずなは彩のかがやきと比べると粘りは少ないのですが、その分甘みや旨味が強いといえます。

その理由として、彩のきずなの以下のような特徴が挙げられます。

お米としての特徴
  • タンパク質含有量がやや高め
  • デンプンの中でアミロースが少ない

先ほどお話ししたようにタンパク質含有量は粘り気や柔らかさを左右しますが、彩のきずなのタンパク質量はやや高めです。

引用:おいしさの秘密|埼玉県のお米「彩のきずな」

そのためと彩のかがやきと比べると、やや固めな印象を受けます。

一方で彩のきずなはデンプン成分のうち、アミロースが少ないのも特徴です。

お米の美味しさの鍵はタンパク質以外にも、デンプンの2つの成分であるアミロペクチンとアミロースの比率にあります。

アミロペクチンが多く含まれる、つまりアミロースの比率が少ないとお米が柔らかく甘く感じます。

>>お米のおいしさの決め手は何ですか。:農林水産省

そのため彩のきずなは甘みや旨味が強く、噛んだときにしっかりとした味があると感じられます。

彩のきずなは特Aランク評価を受けたブランド米

さらに彩のきずなは食味ランキングでも高く評価されており、令和5年産米までに4年連続5度の「特A」評価を受けています。

彩のかがやきは特A評価を受けたことがないため、単純に考えると食味では彩のきずなのほうが高い評価です。

暑さにも強いのが特徴で猛暑になった近年でも安定して特Aを獲得し、美味しさが保証されています。

価格に大きな差はない

以上のように味に違いのある2つの埼玉県産ブランド米ですが、価格には大きな差はありません。

Amazonでは、彩のかがやき・彩のきずなのどちらも5kg2,400~2,500円(税込)くらいで売られています。

私がスーパーで買ったときには、5Kgの無洗米がどちらも同じ1,814円でした。

どちらもまだ知名度が低いのが、安い理由かもしれません。

彩のかがやきは美味しく、安くておすすめ

今回は「まずい」という評判もある彩のかがやきの味について、実際に食べた感想も交えて解説しました。

結論としてはまずいなんてことはなく、むしろ安く手に入っておいしい点がおすすめできます。

食べてみての感想
  • 柔らかく粘り気がある口当たり
  • 味はさっぱりしていて、後味もすっきり
  • 甘みや香りは強くないが、飽きが来ない

タンパク質含有量が低く、後味がスッキリしているのでどんな料理でも合いやすいでしょう。

また安い理由はまだブランドとして知られていないことと、都心に近く輸送コストが低い点が挙げられます。

彩のかがやきが安い理由
  • ブランド力がまだ低い
  • 産地と消費地の近さ

安いというだけで彩のかがやきを避けている方はもったいないので、ぜひ一度食べてみてはいかがでしょうか。

RELATED POST