- 今のゲームセンターには、どんな音ゲーが置いてあるの?
- 初心者でもやりやすい、ゲーセンにある音ゲーが知りたい!
- ゲーセンの音ゲーで遊ぶときのコツを教えて!
そんなお悩みを解決します。
- ゲームセンターにあるアーケード音ゲーの一覧・種類
- 初心者におすすめの音ゲー・おすすめしない音ゲー
- ゲームセンターの音ゲーを遊ぶときのポイント
スマホや家庭用版の音ゲーを遊んだりして、ゲームセンターでもやってみたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
ですがたくさんあるゲーセンの音ゲーのなかから、どのゲームを選んだらいいのか、最初はわからないかもしれません。
そこで今回は現在ゲームセンターに設置されている音楽ゲーム(音ゲー)を、全種類・全機種ご紹介します。
初めてでも楽しめるのか、どのくらいの難易度なのかなど、ゲームセンターですべてのプレイしたからこそ感じたことも交えながら解説しますよ。
- 音ゲー歴20年以上。音ゲーのためにゲームセンターに通い詰めていました。
- やり込んだ音ゲーは太鼓の達人・jubeat・チュウニズムなど。
この記事を読めば、各音ゲーの難易度やプレイ方法・雰囲気まで、初めて遊ぶ音ゲーでも楽しめるようになりますよ。
初心者におすすめなゲーセンの音ゲー3選
初めてゲームセンターで音ゲーをプレイする方でも、簡単でプレイしやすいおすすめの音ゲーは次の3機種です。
- チュウニズム
- 太鼓の達人
- jubeat
これらの音ゲーは直感的にプレイしやすいシステムなので、いきなりプレイしても操作に迷わずゲームを楽しめます。
初心者の方にとっては、画面を見ながら手元にあるボタンを押すという作業だけでも難しいはず。
どこを押すのかがわかりやすい音ゲーのほうが、最初のプレイから上手に叩けて楽しいですからね。
またJ-POPやネットで有名な曲、いわゆるライセンス曲・版権曲も多く収録されているため、知っている曲を見つけやすいです。
チュウニズム

ノーツに合わせてタッチパネル式のスライダーをタッチしたり、空中に手を上げ下げして判定します。

筐体の側面が仕切りのようになっていて自分の画面やプレイが周りから見られにくいのも、初心者には助かりますね。
またスマホ音ゲーをプレイする方にとっては、「プロセカ」や「ユメステ」「ガルパ」などに似たシステムなのですぐプレイできるでしょう。
設置店舗も多くだいたいどこのゲームセンターにも2~4台ほど置いてある印象で、その点でもプレイしやすいといえます。
太鼓の達人
ゲーセンにある音ゲーといえば、太鼓の達人をまず想像する人も多いはず。

圧倒的な知名度の高さや身近な楽器である太鼓がモチーフということもあって、面やフチを叩く操作には迷わないでしょう。
最新のJ-POPをいち早く収録している傾向があり、テレビ・ネットで聴いたことある曲もたくさん遊べます。
こちらもほとんどのゲーセンに設置されていて、なかには2台以上設置されている店舗も。
設置場所が目立ちやすい入口近くにあったりして、周囲から注目されやすいのが初心者だと戸惑ってしまうでしょうか。
jubeat
4×4=計16マスのパネルに現れるマーカーを、タイミングよくタッチしていく音楽ゲーム。

それぞれのパネルに直接ノーツが現れるので、どこを叩けばいいのかが一発でわかります。

難しくてクリアできなかったとしても、マッチングしたプレイヤーがクリアしていれば次の曲に進めるシステムです。
音が漏れないように筐体横にガードが設置されていることが多いのも、周りから見られづらくて安心ですね。
逆に初心者にはおすすめできない音ゲー
上の3機種とは反対に、初めてゲーセンに行く人にとってはあんまりおすすめできないなっていう音ゲーもいくつかあります。
- beatmania IIDX
- GITADORA
- ダンス系ゲーム
理由はいくつかあるのですが、「操作性が難しい」「周りの目が向きやすい」というあたりでしょうか。
例えばbeatmania IIDXだと正面の画面を見ながら、手元で7ボタン・ターンテーブルを操作しなければいけません。

毎ノーツごとに手元を見たりは当然できないので、ボタン位置を把握していないとリズムに合わせる余裕もなかなかありません。
また周りからの視線を集めやすかったり、プレイしている様子を見られやすいのも欠点です。
初心者の方は上手いプレイができないのを恥ずかしいと思いがちですし、それを周りから見られるのも不快な気分になってしまうでしょう。
かといってつまらないゲームではないので、興味が出てきたら1プレイでもいいので触れてみることをおすすめしますよ。

ゲーセンのアーケード音ゲーの種類・機種一覧
現在ゲームセンターで遊べる音ゲーは、次の21種類があります。
ゲームセンターや時期によって稼働機種は異なりますが、だいたい以上の機種が現在日本のゲームセンターで遊べる音ゲーです。
今回はこれらゲーセンにある音ゲー全種類について、いくつかの項目で評価しながら、特徴やプレイしやすさなどを解説します。
評価項目 | 項目の説明 |
---|---|
初心者おすすめ度 | 総合的にみて初心者向きかどうか |
プレイの易しさ | 初めてでもすぐプレイできるか |
人気度 | 設置店舗・プレイ人口の多さ |
収録曲の多さ | 収録曲がほかと比べて多いか |
版権曲の多さ | J-POP・ボカロ曲など、 非オリジナル曲が多いか |
beatmania IIDX

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
7キーとターンテーブルで、まるでDJのように音楽を鳴らして楽しめる「元祖」ゲーセン音ゲーです。

およそ1,800曲収録と音ゲー界屈指の豊富な曲数を収録しているうえ、ハードコアテクノ・ハウス・トランスなどEDM系の魅力的な曲ばかり。
一方で判定の厳しさやボタンの多さ、ターンテーブルという独特の操作方法からいきなり上手くプレイするのは難しいです。

しかも「キー音」ありの音ゲーなので、上手くプレイできないと本来の楽曲が聴けないどころから音楽として成り立たないレベルになってしまいます。
beatmania IIDXではノーツに合わせてボタンを押すことで元の曲に含まれている音が鳴り、その音が「キー音」と呼ばれます。
つまりうまく操作ができないと違う音が鳴ったり、全くメロディが流れなかったりします。
また個人的な印象としてはbeatmania IIDXをやる人には音ゲー上級者しかおらず、いきなりそこへ入るのはけっこう勇気がいります。
敷居が高くなかなか初心者にはおすすめしづらい音ゲーですが、その分どこまでも突き詰められる音ゲーです。
SOUND VOLTEX

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
白黒6つのボタンに加えて、独自の「ツマミ」を回しながらノーツを演奏する音ゲー。通称「ボルテ」「SDVX」。
ボタンやデバイスの位置が上下左右に分かれているので、見ないで操作すると叩くボタンを外してしまうこともしばしば。

特徴としては特定のノーツを叩いたときに、流れてくる音楽にエフェクトをかけて曲をアレンジできること。
ロングノートだと音を細切れになったり、ツマミを回すとハイパス/ローパスフィルターがかかったりとDJのような気分にもなれます。
楽曲追加に積極的でbeatmania IIDXに匹敵するほどに楽曲数が多く、常に公募コンテストを開催しています。
オリジナル楽曲だけでなく、そのリミックス曲や東方アレンジ楽曲の数が非常に多く収録されています。

ただ逆に言うと既存のJ-POP・アニメ楽曲・ボカロ曲の数が著しく少ないので、音ゲーに詳しくない人は遊ぶ曲にちょっと困るかも。
pop’n music

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
大きな9個のボタンを押して落ちてくるノーツ「ポップ君」をタイミングよく押す、明るく可愛い雰囲気の音ゲー。
いわゆる「音ゲー」っぽい曲だけでなくクラシックからメタルまで幅広いジャンルの曲や、J-POPやボカロ曲など版権曲も多めです。
難しい点としては各ボタンが大きく、ボタンの幅も広く離れているため腕の可動範囲が大きくなること。

大きく動かすため元の位置に腕を戻すのが難しく、ボタン位置に慣れていないと画面を見ながら押すのは難しいです。
EASY難易度ならつかうボタンがだいたい5個程度になるので、まずはそこからプレイしてみるといいでしょう。

本来のコンセプトは複数人で一緒に遊ぶことだったようなので、ボタンを分割して遊んでみると楽しめますね。
Dance Dance Revorution

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
足元の4つの矢印を、足で踏んで操作するダンス系音ゲーの先駆け。通称「DDR」。
初期は洋楽が多く収録されていましたが、現在はコナミのオリジナル楽曲がほとんどとなっています。
足元は上下左右にパネルが配置されているんですが、画面上では横1列に配置されているためぱっと見ではちょっと判断しづらいです。
足を動かす頻度が高く動きも大きいため、他のダンスゲームに比べてもかなり疲れます。
そのためDDRを運動不足解消や、ダイエット代わりにプレイするという方もいるほど。
この日ほかに2つのダンスゲームの後にDDRをプレイしたのですが、くたくたになり全く足が動かず……。

目立ちやすいダンスゲーの中でも特に知名度もあるので、周りからはかなり見られやすいですね。
DANCE aROUND

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
カメラで認識された全身(正確には腕と足だけ判定対象)で、音楽に合わせてタイムラインに流れてくる指示通りのポーズを決めるダンスゲーム。
『恋』(星野 源)や『U.S.A.』(DA PUMP)のような、ダンスで有名な楽曲がゲーム感覚で踊れちゃいます。
個人的にはネタ曲として有名な『DAISUKE』のPV振り付けが、ゲーム上で踊れる唯一の音ゲーというだけで高得点です。

全身が判定されるダンスゲームはゲームセンターの中でもDANCE aROUNDだけなので、唯一無二の面白さ。
ポーズが流れてくるスピードがまあまあ速いので、知らない振り付けを見てから反応するのはちょっと難しいです。
とはいえ自分の前でアバターキャラクターが一緒に踊ってくれるので、誰でも気軽にできるくらいの難易度ではあります。

DANCERUSH STARDOM

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
奥から手前に流れてくるノーツを、足をすべらせるような動きが特徴の「シャッフルダンス」の要領で踏むダンスゲーム。
基本となる「ランニングマン」「Tステップ」さえできてしまえば、低難易度~中難易度の譜面は攻略できます。
ダンス系ゲームの中では個人的に一番簡単と感じたうえに、フェスのような雰囲気も相まって「ダンスできてる感」に浸れますよ。

ノーツも横軸さえあっていればよく、上半身の動きもかなりフリーなので、自由度が高く遊べるのが魅力ですね。
GITADORA
初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
ギターをモチーフにした「GuitarFreaks」と、ドラムをモチーフにした「DrumMania」の2つからなる音ゲー。


楽曲はバンド系楽曲が多く、それぞれのゲームをつないだセッションプレイすることも可能です。

デバイスが実際の楽器にかなり近くつくられているので、本物のギターやドラムの演奏に慣れている人でないと難しいです。
5つのネックボタンをギターの弦のように押さえたり、9つのドラムパッド・フットペダルの操作は、本当の楽器演奏を習得する並の難易度かもしれません。
jubeat(ユビート)

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
4×4の16マスのパネルに出現するマーカーに合わせて、指でパネルをタッチしていく音ゲーです。

画面とパネルが一緒になっているので、どこを叩けばいいのかがひと目でわかりやすいのは初心者にも助かります。
J-POPやアニメ楽曲、ボカロ曲と収録曲も比較的幅広く、見た目よりもフレンドリーな音ゲーともいえます。
もし自分がクリアラインに達せなくても、プレイ時にマッチングした誰かがクリアすれば次の曲に進めるのも優しい仕様です。

ノスタルジア

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
鍵盤のようなデバイスで操作して、クラシックやジャズ系の楽曲を中心にピアノ音を鳴らしていく音ゲー。

実際のピアノほどシビアな操作は求められず、ノーツが落ちてくるところの鍵盤を叩けばだいたいOK。
鍵盤5~3つ分くらいのノーツ幅なので、正確でなくても大まかに鍵盤を叩いておけばなんとかなります。

トリルやグリッサンド(指を鍵盤の上に滑らせる)など、本物のピアノらしい演奏ができるのもおしゃれなポイント。
他の音ゲーと比べると楽曲が少なかったり、クラシック曲が多いのはちょっととっつきづらいですが、落ち着いた雰囲気が好きな方にはおすすめ。
ポラリスコード

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
TV局を舞台にした音ゲーでVtuberやボカロ楽曲が多めに収録されていて、ネットユーザーをターゲットにしている印象です。

手元のボタンをタップ・スライドしつつ、フェーダーを左右に動かして操作します。

ガチャ(ゲーム内では「ハント」)を回してキャラを獲得・編成し、プレイ中にスキルを発動できるソシャゲ的な要素もあります。
ただ他社音ゲーのいいとこ取りをしようとして中途半端になってる感が強く、どの点を比べてもいまいち劣ると感じました。
例えばキャラ要素だとオンゲキのほうがクオリティが高く可愛いですし、育成やキャラクターを集める醍醐味もあります。
似たような操作感の音ゲーにもチュウニズムという強力なライバルがいますし、レバー操作はSDVXにも似ています。
操作感としても快適とまではいえず、鍵盤のようなボタンは手袋がないと隣のボタンに引っかかりやすいです。
フェーダーもちょっと重いため、「がっ、ちゃん」という感じでスムーズな動きとはいえません。
ノーツやエフェクト、3Dモデルなど全体的に貧相な感じも拭えず、2024年稼働開始にしてはがっかり。

総評としてはポラリスコードならではの強みがあまりなく、新鮮味もあまり感じられない点でおすすめしづらいです。
太鼓の達人

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
音ゲーといえばこれを思い浮かべる方も多い、太鼓を叩くアクションリズムゲーム。
太鼓という誰でも知っている楽器がモチーフなので、面やフチを叩く操作方法はすぐにでも飲み込めるでしょう。

最新の人気曲もかなり早く収録される印象があり、子供向け楽曲も豊富でとにかく誰でもできる音ゲーです。
ただ知名度が高すぎるゆえに人気も高く、小さい子供からガチ勢プレイヤーまで同じ待機列に並んでいることも。
さらにゲームセンターの中でも入口近くに置かれていることが多いので、プレイしていると結構周囲の視線を浴びがちです。
maimai

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
ドラム式洗濯機を模したな形の筐体に、中央のタッチパネルと周りの8つのボタンで操作する音ゲーです。
大きな筐体の全体を使って、まるで舞い踊るように全身を使いながらタップ・スライドしたりします。
ダンスゲーのようなダイナミックな動きでノーツを撮っていくのが、maimaiの醍醐味ではないでしょうか。

1つの筐体で2人同時プレイができ、2人プレイだと4曲(1人だと3曲)プレイできることもあって、友人とプレイしているのをよく見かけます。
怪我防止やパネルスライドのために手袋がほぼ必須となっています。備え付けがないこともあるので、持参するといいでしょう。
CHUNITHM(チュウニズム)

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
パネルへのタッチと、筐体左右に設置されたセンサーを通るよう手を上げ下げして取るAIRノーツが特徴的です。
画面に流れてくるノーツとデバイスが一致しているので、直感的に操作しやすいのが音ゲー初心者にも向いているところです。

人気スマホ音ゲー「プロセカ」ともかなり似たゲームシステムなので、そこから入った方にも馴染みやすいでしょう。
筐体の左右にセンサーを付けるための仕切りが設置されているため、プレイを見られづらく恥ずかしい思いもしにくいです。

注意点としては今のゲーセンでは1・2を争うレベルで人気なので、混雑時に行くとほぼ確実に順番待ちすること。
人がいないような時間帯を狙っていくのも、初心者の方にはおすすめですよ。

オンゲキ

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
ボタンでノーツを取りながら、レバー操作でキャラクターを動かすシューティングゲーム要素もある音ゲー。

フィールドを移動して相手が打ってくる弾を避けたり、落ちているベルを拾ったりするレバー操作が独自の要素です。
それ以上に特徴的なのが、ゲームやストーリーで可愛らしいキャラクターを全面に押し出していること。
ゲーム内通貨や「カードメイカー」という筐体で、プレイアブルキャラクターを手に入れたり、カードをプリントしたりできます。

ほかにもキャラソンCDやリアルライブイベントなど、キャラビジネスを積極的に行っています。
ガチャ要素はお金もかかるため賛否両論ありそうですが、可愛いキャラクター目当てで始めても夢中になれますよ。
Project DIVA Arcade

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
初音ミクを中心としたVOCALOID曲だけを収録した、ボカロ曲特化型の音ゲー。
楽曲演奏中には作り込まれた専用PVが流れ、ポイントを消費するとミクたちにアクセサリーを付けることもできます。

操作につかうボタンは4つだけと操作自体は単純で少なめ。シンプルな操作なので初心者にもおすすめできます。

収録がすべて歌詞ありかつ、歌詞に合わせて譜面が作られているので、音ゲー初心者でもタイミングがわかりやすいでしょう。
2017年12月以降新曲追加がなく、プロセカやほか音ゲーでもボカロ曲が当たり前になった今、流石に昔の曲ばかりという印象は否めません。

ここまでボカロ曲を突き詰めたアーケード音ゲーもこのゲームくらいですので、ボカロ好きならプレイの価値ありですね。
MUSIC DIVER

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
スクリーンと画面周辺のボタン(エッジ)を、2本のスティックで叩いて操作するタイプの音ゲーです。
操作感としては太鼓の達人に近く、直感的な操作ができますが、スクリーンとエッジが近いので叩き分けるのがちょっと面倒。


デフォルト設定では叩いた際に電子ピアノのようなポワーンとした音が鳴り、かっこいい曲も気が抜けてしまいます。
この音が原曲とはかけ離れていて、安っぽい音にも感じてしまうので、音楽体験としては正直イマイチと言わざるを得ません。
SDVXのようなかっこいいアレンジと言うよりは、原曲の良さを損なってしまっていて冷めてしまいます。

テトテ×コネクト

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
社交ダンスがモチーフになっており、大画面のタッチパネルに映るパートナーと手をつなぐようにタッチしてリズムを刻みます。

常にパートナーと見つめ合って手と手を触れ合わせるような操作感で、他の音ゲーにはないキャラとの一体感が味わえるのが特徴。
ほか音ゲーなら単なるサポートにすぎなくても、テトテ×コネクトならキャラといっしょにプレイしている感覚を得られます。
ただ3Dモデルのクオリティがもう一歩足りない点や、垂直のパネルなのでノーツがちょっと見づらい点はマイナス要素です。

2024年11月からはオンラインサービスが終了しているので、パートナーのコーディネート要素などがなくなってしまうのが残念です。
グルーヴコースター

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
ジェットコースターのように曲がりくねったコース上を走るアバターと、現れるターゲットに操作をする疾走感あふれる音ゲー。
ブースターと呼ばれる2つのデバイスを叩いたり、動かしたりして操作します。

メロディに合わせたノーツの出し方やコース背景のPV・MVなど演出面の質が高く、没入感の高いゲーム体験ができます。

ただ曲がりくねったコースに急にターゲットが出てくるので、見てから叩くまでの猶予がないのがちょっと困ります。
2024年4月からはオンラインアップデートが終了したため、段々と遊べるゲームセンターは少なくなっているのが残念です。
しかしSwitch版はまだまだアップデートが続いていたり、新作が発表されたりと息長く続いていますよ。
CHRONO CIRCLE

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
韓国のアンダミロ社が手掛けた、タッチとボタン、そして回転するサークル型コントローラーからなる音ゲー。

サークルを回転させてロングノーツを取ると、それに合わせて譜面も左右に回転しながら流れてきます。
タッチの操作感は時計の針のように回りながら取るので、自分の手で隠れづらいのがプラスポイント。

一方でボタンが「ガチャッ」と重ための押し心地なので、タッチのように軽く叩くとミスしがちなのがストレスになります。
またバグや誤記の多さなどが話題になることもあり、完成度としてはややほか音ゲーに劣る部分も。
現在はラウンドワン限定の稼働で、2025年1月を持ってオンラインアップデートも終了するため、意外にプレイするのは大変かも。
REFLEC BEAT
初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
タッチパネルで丸いオブジェクトをタップして、エアホッケーの要領で相手に打ち返しながらリズムを刻む対戦型音楽ゲーム。
ポップな見た目や音が鳴ったり、ライン上に来たオブジェクトをタップするだけと軽い感じの音ゲーです。
ただ相手のオブジェクトも現れたり、縦横無尽に飛び交うので、画面内のどこを見ればいいのかわからなくなりがち。
2020年3月以降曲の追加などアップデートがなく、実質的に今後の更新がないと思われる機種でもあります。
東京でもすでに残り5店舗にしか設置されていない希少な音ゲーなので、見かけたら是非プレイしてみてはいかがでしょう。
WACCA

初心者おすすめ度 | |
プレイの易しさ | |
人気度 | |
収録曲の多さ | |
版権曲の多さ |
筐体の前面に備えられた360度のパネルで操作する、タッチ型の音ゲーになります。
左右のスライドだけでなく、奥や手前にスナップする動作はなかなか他の音ゲーでは見られないアクション。

ハードコアテクノレーベル「HARDCORE TANO*C」が音楽・譜面などで協力していることから、楽曲クオリティやオリジナル性が高いです。
すでに2022年8月にオンラインサービスが終了しているため、設置店舗は減少傾向かつ、公式で検索することもできません。
なかなかプレイできないゲームになっていくと思われるので、今のうちにプレイしてみるのもいいかもしれませんよ。
ゲーセンで音ゲーをプレイする初心者へのアドバイス
初めてゲーセンで音ゲーをやる、プレイ経験の少ない方に向けてアドバイスをするとすればこの4つ。
- イヤホンと手袋を持っていくと◯
- ICカードは無料プレイがついてきてお得
- 知っている曲でプレイしたほうが無難
- ゲームの前に音楽を楽しむことを忘れない
ふらっと寄ってもそれなりに楽しむことはできますが、どうせなら少しだけ準備してからゲーセンに行ってみましょう。
ゲーセンにはイヤホンと手袋を持っていこう
音ゲーをやるにあたってお金以外は手ぶらで持っていても問題ないのですけど、有線イヤホンと手袋があると何かと便利です。
周りの音をシャットアウトしつつ、プレイする音楽に集中できるようにするためにはイヤホンが必須になります。

ゲームセンター内はたくさんのゲームが稼働していて、筐体から流れてくる音楽を聞き取るのが難しいこともあります。
やはり音楽あっての音ゲーですし、リズムがわからないことにはどのタイミングで叩けばいいのかもわかりませんからね。

手袋はタッチ式の音ゲーで手を保護したり、スライド操作がしやすくなるメリットがあります。
スマホやタブレットとは別方式で手指を感知しているので、手持ちの手袋だったらスマホ対応でなくてもOKです。
なおボタン式のゲームに手袋を使うのは、誤操作や故障の原因になる可能性もあるのでやめましょう。

ICカードは作ったほうが絶対お得
プレイデータの保存などを可能にするICカードは、新規登録で1プレイ無料になるゲームが多いので持っておくとお得です。

例えばコナミの音ゲーだとまるまるワンプレイ、セガの音ゲーだとチュートリアル+1曲分が無料でプレイ可能。

どのゲームセンターでもおよそ300円で買うことができるので、新規登録特典だけでもとが取れてしまいます。
発行元によって4種類のカードが発行されていますが、どのカードを買ってもデザイン以外の違いはありません。
ゲームセンターで買えるICカードは、次の4種類があります。
- Aime(セガ)
- e-AMUSEMENT PASS(コナミ)
- バンダイナムコパスポート
- NESiCA(タイトー)
別々のカードですが、「Amusement IC」という規格に各社が統一しているので相互利用ができます。
販売機で買う場合やカウンターで店員さんにお願いする場合など、お店によって購入方法は異なります。
もちろん続けて遊ぶ際にもICカードは必要なので、1枚持っておいて損はありませんよ。
やりやすい音ゲーで、知っている曲を選ぶ
あまりゲーセンで音ゲーをやったことない方は、操作方法がわかっている音ゲーか、タッチパネル式の音ゲーだとやりやすいです。
どれがいいかわからないときは「初心者におすすめなゲーセンの音ゲー3選」でおすすめした、チュウニズム・太鼓の達人・jubeatがいいでしょう。
遊ぶ曲はプレビューでピンときた曲を選ぶのもいいですが、最初は自分が知っている曲を選んだほうが無難です。
音ゲーに慣れてくると「この曲は次にこんな感じの展開かな」と何となく分かるのですが、初心者でそこまで考えるのは難しいはず。
知っている曲ならリズムやテンポもわかりやすいですし、音楽ではなくゲーム部分に集中してプレイできます。
流れる音楽とゲームを楽しもう
音ゲーを上手くプレイするちょっとしたコツとしては、流れてくる音楽にノることが大事です。
音ゲーは音楽あってこそのゲームであって、譜面もリズムにあわせてつくられています。
なので音楽にノッてボタンやパネルを叩けば自然にいい判定が出ますし、より音ゲーを楽しむこともできます。
それにせっかくお金と時間をかけてゲームするんですから、目一杯楽しまないともったいないですからね。
私も譜面を目で見たり手の動きに集中する前に、耳で音楽を楽しんで聴くことを心がけたらスコアが上がった経験があります。
リズムにノッて叩くためには、まず音楽を楽しむことが重要なのです。
恥ずかしからずリズムに合わせて身体を揺らしたり、足でリズムを取ったりして、音楽を楽しんでみましょう。
ゲーセンにある音ゲーまとめ
今回はゲームセンターにある音楽ゲーム全種類について、特に初心者におすすめできるかという視点から解説しました。
- 現在ゲーセンにある音ゲーは全21種類
- 初心者におすすめなのはチュウニズム・jubeat・太鼓の達人あたり
- イヤホンや手袋があると、初めての音ゲーに便利
- 初めてのプレイは、好きな曲・知っている曲で
- 流れる音楽にノって、ゲームを楽しむ気持ちも忘れずに
近寄りづらかったり入りづらかったり感じるかもしれませんが、一度入ればゲームセンターはパラダイスです。
自分の知らない音楽体験・ゲーム体験ができる素敵な場所なので、是非興味を持った音ゲーからプレイしてみてはいかがでしょうか。


私も毎作欠かさずにサントラを集めています。