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ドラム式洗濯機の売り時を考える。損しないタイミングは約4年後。

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今回はドラム式洗濯機を中古で売るならどのタイミングで売るべきなのかについて解説していきます。

ドラム式洗濯機を手放したいと考え、最大の特徴である乾燥機能については代替できる(リンク)ことを以前記事にしました。

しかし買い替える場合金銭的な損があるのなら、手放すのはやめたほうが良いといえます。

機能的には不満がないので使い続けられるのに、わざわざ損をしてまで買い替えるべき理由がないからです。

ではいつがドラム式洗濯機にとっての売り時だといえるのか。

中古価格を調査した結果、発売から4年~4年半後がドラム式洗濯機を売るのに適切なタイミングだと判明しました。

その理由について具体的に説明していきます。

ドラム式洗濯機の売り時を考える

ドラム式洗濯機の発売からの経過年数と中古価格の関係性を調査して、手放すのに適切なタイミングはいつなのかについて検討してみます。

今売ると損になってしまうのか、どのくらいの時期なら損しないのかについて考えていきます。

中古価格は1年で約1万円下落する

フリマアプリでの調査をした結果、発売からしばらく経ったドラム式洗濯機は、1年で1万円くらいのペースで中古売却価格が低下することが分かりました。

今回は自分が今所有しているSHARPのES-S7Fと、その前世代モデルを調べることでドラム式洗濯機が発売されてからの中古価格の推移を調べています。

今回の調査はメルカリを使い、条件を「すでに取引が完了しているもの」「目立った傷やよごれなし」「送料出品者負担」の3点設定しました。

実際に売れた価格で調査することと、より出品件数の多い条件にすることでなるべく母数を増やしつつ前提条件を揃えることにしました。

いわゆる業者っぽい方の出品は、個人の出品よりも高値が付けられていることが多いため除外しています。

そして実際に調べてみた結果がこちらです。

型番発売時期:発売からの経過年数メルカリ買取価格
ES-S7F2021/3発売:2年半70,000~80,000
ES-S7E2020/2発売:3年半60,000~70,000
ES-S7D2019/2発売:4年半50,000~60,000
ES-S7C2018/2発売:5年半55,000~60,000
ES-S7B2017/2発売:6年半45,000~55,000

大まかな傾向としてわかったのは、ドラム式洗濯機はおよそ1年経過するごとに中古の買取価格が10,000円ほど下落することです。

発売間もないモデルは中古になった際の値下がり率が更に大きいかと思われますが、発売から2年ほど経ったモデルに関してはこの傾向が当てはまるでしょう。

なお実際の買取価格としては、上記の価格から手数料の10%と送料(発送方法によりますが約9,000円)が差し引かれます。

メルカリで洗濯機を売る方は少数ですので、母数はかなり少なく参考程度となるのでご了承ください。

中古相場から見た売り時は4年半後

中古家電の売り時は、売って損をしないタイミングないしは得をするタイミングです。

そのタイミングとは、使用した期間と実際に支払ったお金が釣り合うことを意味します。

つまり、お金を払った分の元がとれたかどうかです。

例えば10,000円の商品を5,000円で売ったとして、このとき商品に実際に払ったお金は差し引きの5,000円で元の値段の半分です。

元の値段の半分を払ったのであれば、その商品をどのくらいの期間使えていれば元が取れたと考えられるでしょうか?

その商品の値段の半分を支払ったのだから、同じようにその商品が本来使える期間の半分使えていれば元を取ったといえます。

この商品が仮に2年持つとしたら、1年使えていれば払ったお金と実際に使用した期間が釣り合っています。

もし1週間しか使っていないのに元の値段の半分も払っていたら、きっと損したと思うはずです。

この考え方でシミュレーションすると、ドラム式洗濯機の売り頃はいつになるのでしょうか。

ドラム式洗濯機が使用できる期間については、メーカーの部品保有年数である6年に加えて、1年の余裕を見て7年と設定します。

商品の値段は先ほど調査したモデルの発売時の値段がいずれも130,000円ほどでしたので、これをそのまま使います。

これらの考え方と計算方法を元に、例として2年半ほど使ってから売ったとシミュレーションします。

支払ったお金は、130,000-80,000(買取価格)+17,000(手数料+送料)=67,000となり、67,000÷130,000=51%分を払っています

使った期間は2年半のため、
2年半÷7年=30%弱の期間使いました

つまり半分以上のお金を支払ったのに実際にはその製品の3割くらいしか使用できていないことになり、差の約20%は金銭的には損をしています。

使ったお金と期間が釣り合うのはどのくらいの時期なのか、それはおよそ4年半が経過した後だと計算できます。

今回の4年半のケースで計算すると、
支払ったお金は130,000-60,000+15,000(手数料等)=85,000で、
85,000÷130,000=約65%。

使用した期間は4年半÷7年=約65%と計算されるので、

ちょうど使ったお金と使用した期間の釣り合いが取れるのは4年半が経過した時期となります。

この計算方法の懸念点は、1年で中古価格が1万円下落するペースの傾向が今後も継続するかどうかです。

ただ個人的にはこれからも同様の価格傾向になるのではないかと考えます。

ドラム式洗濯機は比較的高価な製品であり、縦型と比較すると普及率がそれほど高いわけではありません。

商品価格も数年間過去のモデルが130,000円程度で売り出されていたとおり、ドラム式洗濯機の新品販売価格がいきなり下落することは今のところ考えにくいです。

今後何かしらの要因で爆発的に普及率があがったり、関連してメーカーのドラム式発売価格が下がればそれにつられて中古価格も下がることが予想されます。

そういったことがなくドラム式の希少価値自体が下がらない限り、中古価格の傾向は続くのではないでしょうか。

費やしたお金と使った期間が釣り合うタイミングで売る

金銭面でドラム式洗濯機を手放すタイミングは、支払った費用と使った期間が見合う4年半後あたりであると分かりました。

早く手放さなければいけないような事情がないのなら、ここまで待つことが金銭面的には良い選択でしょう。

自分も機能面では代替できる方法が見つかっていますが、金銭面では売ると損をするタイミングとなってしまいますので、しばらく使いながら待つという選択を取っています。

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