- オリコポイントとAmazonとの相性は?
- 損せずオリコポイントをAmazonギフトカードに交換する方法を知りたい。
- オリコカードのほかに、Amazonで使えてお得になるクレジットカードを教えて。
そんなお悩みを解決します。
- オリコポイント改悪の概要
- 損しないAmazonギフトカードへの交換方法
- オリコカードの他に、Amazonで得するクレジットカード
オリコカードを長く使ってきていますが、最近はAmazonとの相性が悪くなってきているのを感じます。
長年使ってきた実感から、改悪の概要やそれを回避する方法を解説します。
Amazonをたくさん使う人にとって、より得する情報をお伝えします。
Amazonギフトカードへの交換レート改悪
オリコポイントの交換レートは1ポイント=1円が基本でしたが、最近は改悪が続いています。
特にAmazonギフトカードへの交換は2度改悪がされて、1ポイントあたり約0.83円のレートになっています。
交換先 | 必要ポイント | 必要ポイント | 必要ポイント |
---|---|---|---|
Amazonギフトカード | 2022年12月19日まで | 2023年12月13日まで | 2023年12月14日から |
500円分 | 500 | 550 | 600 |
2,000円分 | 2,000 | 2,100 | 2,400 |
オリコカードは使用金額の1%がオリコポイントになりますが、実際には交換する際に還元率が落ちてしまいます。
オリコポイントから直接Amazonギフトに交換するのは、レートが悪くおすすめできません。
しかし工夫次第では、オリコポイントを損することなくAmazonギフトカードに交換できます。
ファミペイ経由ならレートを下げずに交換できる
1:1の交換レートでAmazonギフトに交換する方法は、ファミペイを経由して交換することです。
ファミペイは2024年3月現在、500オリコポイントで500円に交換できます。
オリコポイントと1:1のレートで交換ができるファミペイは、バーチャルカードを発行してAmazonギフトカードが買えます。
バーチャルカードをそのままAmazonでの支払いに使うことも、もちろん可能です。
そのためギフトカードに直接交換するよりも、ファミペイを経由したほうがオリコポイントが無駄にしなくて済みます。
例えば500オリコポイントを500円分のファミペイに交換すれば、500円分のAmazonギフトカードを買えます。
他にもオリコポイントからファミペイに交換するのは、このようなメリットがあります。
ファミペイをAmazonで使うには、アプリとバーチャルカードの発行設定が必要です。
ですがファミペイをAmazonで使うまでの設定は、5分程度で簡単にすみます。
設定方法については以下の記事で詳しく解説しているので、参照してみてください。
>>【再改悪】オリコポイント交換先のおすすめはファミペイ【解約前の整理にも】
ファミペイ以外への交換はデメリットが多い
オリコポイントはファミペイの他にも、Amazonでの支払いに使える電子マネーに交換できます。
オリコポイントはdポイントやnanaco、pontaポイントなどにも交換が可能です。
しかしファミペイと比べると、以下のようなデメリットがあるのでおすすめしません。
例えばdポイントやpontaポイントへの交換は、受付から移行まで最低でも10日ほどかかります。
また必要なポイントも1,000ポイントと多いため、交換できないポイントの端数が発生します。
さらに2024年4・5月からは、各種電子マネーとの交換レートが更に改悪されることが発表されています。
>>nanaco・ponta・PayPayとの交換レート改悪について(オリコ公式HP)
これらの点を踏まえても、最も良い交換先はファミペイであるといえます。
オリコカードのAmazon利用はもうお得じゃない
Amazonギフトカードへの交換レートが改悪されているオリコカードですが、Amazonでの買い物自体もお得とはいえません。
オリコカードの強みは基本還元率の1%に加えて、オリコモールを経由したAmazonの利用でポイントが加算されることです。
年会費無料のOrico Card THE POINTの場合は+0.5%加算。
年会費有料のPREMIUM GOLD・GOLD PRIMEは+1.0%加算されます。
ただ他のカードを見てみると、さらに還元率が高く使いやすいカードも多いです。
オリコカードの場合、Amazonでの利用を考えると以下のような弱点があります。
それでいて交換レートが軒並み改悪されているため、ますます他のカードと比較して優位性がなくなっています。
Amazon利用で得するクレジットカード2選
ここではオリコカードの代わりに、Amazonを利用する人向けにお得に使えるクレジットカードを紹介します。
具体的には以下2つのクレジットカードです。
- Amazon Mastercard
- JCBカードW
Amazon Mastercard
Amazonに特化して使うなら、Amazon Mastercardがおすすめになります。
年会費無料でAmazonでの買い物なら還元率が1.5%、プライム会員なら2.0%と高いです。
還元されるポイントはすべてAmazonポイントになり、Amazonでしか使えませんが交換の手間がありません。
また年間200万円のショッピング保険がついているのは、この還元率では破格といえます。
セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの大手コンビニ3社での支払いなら1.5%、それ以外の支払いでも1%と、水準以上の還元率。
Amazonで積極的に買い物するのであれば、持っておいて損はないカードです。
一方で以下のようなデメリットもあります。
ブランドが限定され、ポイントがAmazonでしか使えないため、Amazon用のサブカードにするのが良いかもしれません。
JCBカードW
JCBカードWは39歳以下の方しか作れませんが、大量のポイントが手に入りやすいのが魅力です。
月の支払い合計金額1,000円ごとに2ポイントが手に入り、Amazonでは1ポイント=3.5円分として使えます。
Amazonでポイントを使う場合は、ポイント交換することなく1ポイントから使えるのも便利な点です。
またキャンペーンを多く行っており、大量のポイント入手のチャンスやキャッシュバックを受けられます。
一方でポイント還元されるのが1,000円単位なので、合計利用金額の1,000円以下は端数として切り捨てられます。
またポイント還元率が時期によって異なり、交換レートもポイントによって違うため、ポイント計算が面倒に感じます。
Amazonだけでの利用を考えると、実際の還元率は1.4%程度で、それほど高くない点もマイナス要素です。
オリコポイントのAmazon改悪まとめ
今回は、オリコポイントのAmazonとの相性について解説しました。
オリコポイントからAmazonギフトカードへの交換レートは2度改悪されていて、実質の還元率は1%以下です。
ですがファミペイを経由すればポイントを無駄にすることなく、Amazonギフトカードへの交換や支払いに使えます。
交換の手間や無駄になってしまうポイントを考えると、Amazon MastercardやJCBカードWに乗り換えるのもありです。
Amazonを使う頻度が多い人は、この機会にオリコポイントやオリコカードについて見直してみてはどうでしょうか。
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今回紹介したカード以外にも、おすすめの年会費無料カードは以下の記事で解説しています。
>>オリコカード改悪。年会費無料・実還元率1%クレカの使い方を考える。
>>【生活費→ポイント】人よりも節約できるクレジットカードの使い方