- 改札を通るとき、前を歩く人のタッチが長すぎてつっかかった!
- エラーが出たのは、自分じゃなくて前の人のタッチが長いせいなのに……。
そんなことありますよね。今回はそんな改札のタッチが長い人への対処法を説明します。
- どうして改札でずっとカードをタッチし続けるのか?
- 前の人のタッチが長すぎるときの、改札の通り方
「改札でエラーが出るのは、私じゃなくて前の人のせい!」
そう思う方もいるかもしれません。
確かに他の人のやり方が悪いのかもしれませんが、それを変えさせるのは無理です。
私も何度か改札で皆さんと同じような経験をしてきて、「自分がやったわけじゃないのに……」とも思いました。
でも自分の工夫で改札の通り方を考えたら、前の人のタッチが長くてもスムーズに改札を通れるようになっています。
この記事を読めばタッチが長い人に遭遇しても、改札でエラーをだして冷たい目線を受けることはなくなりますよ。
改札のタッチが長い人にイライラする理由
改札を通るときに手を離さなかったり、手を残す人が前にいてイラッとすることがありますよね。
私も何度も経験しましたし、嫌な思いをしてきました。
前の人が読み取り部にずっと手を残している
改札のゲートはもう開いているのに、ずっと読み取り部から手を離さない人。
ICカードをタッチするのは1秒もあれば十分なのですが、ムダに長く触れたままにしていますよね。
後ろの人が来ていることも気にせず、自分の改札へのタッチを優先しようとしているように見えます。
かといって注意することも難しいですし、自分だけ不利益になっている気もします。
自分のタッチが認識されず、周囲の目線が刺さる
自分が改札を通る前に読み取り部に手を残す人がいると、エラーが出る可能性が高くなるように感じます。
前の人が手を残していたせいで改札の処理に時間がかかり、自分のICカードが認識されなってしまう。
しかも朝や夕方のラッシュ時に限ってエラーが出てしまって、後ろの人の視線が刺さって痛いですよね。
きっと皆さんも、そんな改札でのタッチが長い人にイライラしたことがあるのではないでしょうか?
改札から手を離さないのはなぜか
どうして改札で長くタッチしてしまう人がいるのでしょうか。
改札を通る人を観察していると、次の3つに気づきました。
- 後ろに振った腕をそのまま改札に残してしまう
- ICカードが反応したことに気づかない/気づけない
- とにかく急いでいる
歩く時の腕は後ろに出る
改札に腕が残ってしまう大きな理由は、腕を後ろに残しておくのが身体の構造として楽だからです。
ヒトは前へ進もうとするとき、腕を後ろに振ります。
改札の通り方を特に意識していない人は、体の構造のまま腕を後ろに残してしまいがちになります。
実際に歩いてみてください。歩くときに腕を前に出すのは、意識していないと難しいはずです。
反動で前にも腕は出ますが、歩きながらだと前に残しつづけるのは窮屈な歩き方になります。
バランスを取ったり、早く前に歩くためには、腕を後ろに振る必要があります。
そのため歩きながら改札を通ろうとすると、タッチした腕は後ろに残りがちになるのです。
とにかく急いでいる
急ぎ足で駅を歩く人ほど、長くタッチしてしまうこともあります。
先ほども言った通り、前へ進もうとすると腕を後ろに振ります。
特に速歩きで移動するときには大きく腕を振らないといけないので、その分腕が後ろの改札に残ってしまうのです。
ランニングやウォーキングでは、早く走る・歩く人ほど腕を後ろに振ることを意識しています。
バランスを取ったりするために、前に行こうとすればするほど腕は後ろに振られます。
ひどい場合だと早く歩いている人は、エラーが出ているのにそのまま通り抜けていく人もいますよね。
身体のスピードに腕がついていかず、身体と大きく離れた後方でタッチするからこそ起こってしまうことなのです。
ICカードが反応したことに気づかない/気づけない
身体の動きは無意識的なものですが、意識的にICカードを長くタッチしている人もいます。
なぜかというとICカードが読み込まれたかどうかが分からない、気づいていないからです。
いつ反応したかが分からないので、長めにタッチすることで確実に読み込ませようとしている人もいるのです。
混雑時などでは反応音が聞き取りづらい
Suicaをはじめとした交通系ICカードは、改札にタッチすると音がなります。
マークの付いた読み取り部に、しっかりタッチしてください。
タッチしていただきますと、音がします。
引用:自動改札機の通り方|改札機の通り方|利用方法|Suica:JR東日本
読み込めたかどうかは音を聞けば分かりますが、きちんと聞いている人は少ないでしょう。
またそもそも音が聞こえないか、聞いていない人が多数派です。
例えば朝の混雑時にはアナウンスや足音など、他の音と混ざって聞き取りづらいですよね。
イヤホンをしている人も多いので、エラー音に気づいていないこともあります。
パスケースなどに入ったICカードが反応するか不安なので、長く腕を残しているという人もいるでしょう。
周囲の環境や急いでいたりするとICカードの反応がわからないので、あえて手を残しているというケースもあります。
改札でのタッチが長い人への対策・改善策
前の人が改札で腕を残すのを見て私が編み出したのは、次の3つを意識することです。
- ICカードの読み取り部が光っているかを見る
- 意識して腕を前に出してタッチ
- 1秒間タッチすることを守る
改札で腕を残すせいで迷惑をしているのかもしれませんが、その人の行動を変えさせることはできません。
しかし自分の行動しだいで、対処することは簡単にできます。
前の人がどんなに長く改札で手を離さなくてもエラーが出ないようなコツを、実践している私がお伝えしましょう。
パネルが光っているかどうか確認
前の人のタッチが長くても確実に読み込ませるためには、読み取り部のパネルが青く光っているかを確認します。
改札のICカード読み取り部が青く光っていれば、受付可能なことを示しています。
仮に前の人が改札を通り抜けても、計算処理などを行っているとパネルが点灯しません。
カードを読み取る準備を改札はできていないので、タッチしてもエラーになってしまいます。
前の人の動きよりも読み込み部が光っているかをチェックすると、改札に引っかかることが私はなくなりました。
パネルの光が消えていても処理はすぐに終わりますので、一瞬だけ待ってからタッチしましょう。
迷惑にならないよう意識的に腕は前に出す
自分が改札を通るときは右腕をぐっと前に出してタッチし、歩くのに合わせて身体の横へと引くように動かします。
タッチで手を離さない人にイラッとするなら、スムーズに通れるよう自分の改札の通り方にも注意しましょう。
何度お話しましたが、人は前へ進むときに腕を後ろに振るのが自然です。
意識していないと、改札を通るときには腕を残してしまいますよ。
ICカードの読み取りは1秒間のタッチが原則なので、腕を引きつつその時間を確保します。
他の人の動きは変えられなくても、せめて自分が迷惑をかけることは避けたいですね。
タッチレス改札になれば、解決するかも
改札にタッチしなければ、前の人が腕を残すこともありません。
実際タッチレス改札の開発はすでに始まっています。
カバンやポケットに入れたスマートフォンを検知して、そのまま改札を通り抜けます。
またICカードではなく、顔で認証する改札は大阪駅で実証実験がスタートしました。
タッチすることががなくなれば、前の人のタッチやエラーに悩まなくなるのかもしれませんね。
「急がばとまれ」を心がける
改札を通る時には、「急がば回れ」ならぬ「急がばとまれ」を心がけてはどうでしょうか。
タッチが長い人の原因を探ると、早く進みたいからこそ腕を後ろに残し、反応を確認しないでいます。
また自分も急いでいると、まだ読み込みできないうちにタッチしてエラーが出てしまいます。
落ち着いて目視で読み取り部を確認しつつ1秒間タッチすれば、前の人の腕が残っていようがエラーにはなりません。
急いでいる時こそ、改札でのタッチは落ち着いていきましょう。
改札でのタッチが長い人への対処法まとめ
今回は改札のタッチが長い人への対処法を解説してきました。
改札から手を離さないままになっている人は、次のような理由があります。
- 後ろに振った腕をそのまま改札に残してしまう
- ICカードが反応したことに気づかない/気づけない
- とにかく急いでいる
しかし他の人の行動を変えるのは難しく、急いでいる人を止めるのもできないでしょう。
改札の読み取り部が光っているかどうかを注視して通り抜けるのが、簡単でエラーも出ないな対処法です。
朝のラッシュ時にはどうしても1秒すら惜しくなってしまいますが、焦らず「急がばとまれ」を心がけると良いですよ。
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