- 勉強やアイデアを整理するのに、A4・横型のクリップボードがほしい。
- 100均で売っているA4・横型のクリップボードは、どんな種類があるの?
- 100均のクリップボードは使える?
そんなお悩みを解決します。
- ダイソー・セリア・キャンドゥのクリップボード(A4横)を紹介
- 実際に使っているダイソーのクリップボードについてレビュー
- 100均以外のクリップボードと、機能などを比較
100均で売られているクリップボードは、下敷き代わりや立てかけたりしておけて、勉強やアイデア整理に便利です。
私もブログのアイデアを整理するのに、ダイソーで購入したクリップボードを使い続けています。
この記事を読めば、100均のクリップボードのクオリティや他のクリップボードとの違いがわかります。
100均のクリップボード(A4横)を比較
ダイソー・セリア・キャンドゥの各100円ショップでは、サイズや素材の異なるクリップボードが販売されています。
この記事ではA4サイズ、横型(長辺とじ)のクリップボードに限定して、各100円ショップで売られている商品を紹介します。
横型は縦型と比べると需要は少ないですが、左右に分けてアイデアを整理したりするのに便利です。
ダイソーのクリップボード
ダイソーのクリップボードは、至ってシンプルなつくりになっています。
見た目は黒一色で、素材はプラスチック、通し穴がついているだけのクリップボードです。
文具メーカーが販売しているクリップボードとも遜色なく、安っぽさも感じません。
使っていても不満らしい不満を感じないので、後ほど詳細に解説します。
プラスチック製のクリップボードがダイソーから消える?
2024年4月にダイソーの店舗で確認すると、A4横型のクリップボードはプラスチック製ではなくMDF製しか置いてありませんでした。
プラスチックの原料価格が近年高騰しており、需要が少ないA4横型は安価なMDF製に変わっているのかもしれません。
一方オンラインストアではデザインがやや異なるものの、プラスチック製のクリップボードがありました。
>>A4 クリップボード黒 横 – ダイソーネットストア【公式】
今後プラスチック製が欲しい場合は、100均以外で購入するしか無くなる可能性もあります。
セリアのクリップボード
セリアで購入できるのは、ダイソーとは異なりMDF製のクリップボードです。
MDFは細かく線維化した木材を整形した板で、強度は適度にありますが湿気に弱く水濡れなどには気をつける必要があります。
ダイソーのプラスチック系素材のボードに比べると、木材をそのまま使っている感があり安っぽく感じました。
多くのクリップボードでは主にプラスチック素材が使われるので、MDF素材はチープ感が拭えません。
キャンドゥのクリップボード
キャンドゥにも、MDF素材のクリップボードが売られています。
セリアで販売されているものとは別ですが、素材だけでなく留め具も似ていてほとんど違いが見当たりません。
MDF素材の木材繊維がやや見た目的に異なる点くらいが、違いといえるでしょうか。
100均のA4横クリップボードはバリエーションがない
以上のように横型のクリップボードはどの100均でもだいたい1種類しかなく、縦型に比べて選択肢がありません。
たとえばセリアではクリップボードがたくさん売られてはいますが、横型は紹介した1種類のみ。
さらにセリアとキャンドゥではほぼ同じ製品だったので、ダイソーとあわせて実質2種類しか100均では選択肢がありません。
ちなみに上記3社に比べて店舗数の少ないワッツでも調べましたが、ここでもMDF製のA4クリップボードしかないようです。
そもそも横型のクリップボード自体、縦型(短辺とじ)と比べ100均以外でもバリエーションが少ないことも関係しています。
選べる製品が少ない点が、100均でA4横型のクリップボードを選ぶ点のデメリットといえるでしょう。
ダイソーのクリップボードをレビュー
紹介したクリップボードのうち、ダイソーのクリップボードを1年弱使っているので使用感をレビューします。
各100円ショップをまわって比較し、見た目が最もシンプルで使いやすそうなダイソーのクリップボードを購入しました。
私がクリップボードを使う際の主な用途は、以下のとおりです。
- ブログ記事を書くときのアイデア整理
- 日常の雑多な考えことを整理
- テレワーク中のメモ代わり
使っている用紙はレポートパッド(A4方眼)で、こちらもダイソーで購入しました。
他の100均では30枚入りしかなかったのですが、ダイソーで売られているレポートパッドは50枚入りなので愛用しています。
見た目はシンプルでつくりも頑丈
見た目はシンプルな黒一色で、100円ショップで買ったからといってチープ感はありません。
サイズは縦22.3cm×横30.7cm(厚さ14mm)で、A4用紙を挟むと以下の画像のとおり。
つくりもしっかりしていて、多少折り曲げたりしたところで折れたり割れたりする気配はありません。
30~40枚の書類をとじてもずれたりしないくらい、クリップも非常に強いので保管にも役立ちそうです。
中央上部には収納できるフック掛けがあり、吊り下げることができます。
ペンホルダーや書類を収納できるスペースはないですが、その分スッキリとコンパクトなサイズです。
強度もあって書き込みも問題なし
クリップボード本体の性能としては、用紙の下敷きとして十分な強度があって書きやすいです。
ただ下敷きと比べると非常に細かいですがボードにデコボコがあり、真っ平らというわけではないです。
意識すれば分かる程度の差ですが、ほんの少しだけペン先が引っかかる感じがあります。
とはいえボードがザラッとしている点は、他のクリップボードでも感じられるので大きな問題ではありません。
文字がガタついたり書きにくさがあったりはしないので、クリップボードの実用性としては大満足です。
100均以外のクリップボードとの比較
ダイソーなどの100円ショップで売られているクリップボードと、少し高価な文具メーカーが販売する製品との違いは次の2点です。
- 機能性に優れる
- 色や素材のバリエーションが豊富
書類を挟んで書き込むだけであれば100均でも十分ですが、さらに使い方にこだわりがあるなら検討する価値があるでしょう。
具体的な違いについて、解説していきます。
クリップやペンホルダーなど機能性に優れる
100均とそれ以外のクリップボードで最大の違いは、機能性の高さにあります。
100均のクリップボードは、機能性としては必要最低限でしかありません。
- クリップで書類をとじられる
- 書き込みができる強度がある
- 吊り下げられる穴がある
一方で少し高いクリップボードであれば、高い機能性があり更に使いやすさが考えられています。
- ペンホルダーがついていて、ペンを持ち運べる
- 大量の書類を挟んでもズレにくく、落ちづらい
- 折りたたみ式で書類を隠したり、保護できる
- マグネット内蔵で、貼り付け可能
特に持ち運んで使いたい場合に便利な機能が多く、クリップボードだけで収納などが可能な製品も多いです。
細かい使い勝手が考えられた製品が多く、100均にはない強みになっています。
↑表紙を折り返せると書類を隠せたり、カバンに入れても書類が傷つきません。
↑マグネット付きのクリップボードは、スチール面などに貼り付けて保管できます。
見た目や素材のバリエーションが豊富
また100均では選択肢が多くないので、見た目や素材のバリエーションがほしいなら100均以外で買うことになります。
色はダイソーに売っている黒か、MDFの木材の見た目になるので、鮮やかな色がほしいなら100均以外になるでしょう。
サイズについても100均では、横向きのクリップボードはA4サイズしか見つけられませんでした。
大きめのA3やコンパクトなA5など、サイズにこだわりがある場合は100均は選択肢から外しましょう。
こだわらなければ100均で十分
とはいえ機能性や見た目にこだわらなければ、100均のクリップボードで十分です。
必要十分な書きやすさや耐久性を備えており、使っていても不満らしい不満を感じません。
私が使うときは自宅でのアイデア整理くらいで、下敷き代わりとして便利です。
100均のクリップボード(A4横型)のまとめ
今回は100円ショップで買えるA4横型のクリップボードについて、比較とレビューをしました。
100均のクリップボード(A4横)についてはバリエーションが少ないですが、大別してプラスチック製とMDF製の2種類があります。
クリップボード本来の用途であれば100均でも十分なので、使ってみてはどうでしょうか。